音楽を仕事にしたい!
何から始めたらいいかな??
そんなあなたが思いついた仕事が「スタジオミュージシャン」だと思います。
そんなあなた向けに「スタジオミュージシャンの年収や始め方」を解説します!
僕が実際にスタジオミュージシャンを経験してきた上で書いているので、記事を一通り読めば「年収や始め方、難易度」など理解できます。
ぜひ、最後まで読んでみてくれたらウレシイです!
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本記事の内容
- スタジオミュージシャンの驚愕の年収の実態
- スタジオミュージシャンで稼ぐために必要な技術やスキル
- スタジオミュージシャンになるための具体的な方法
- その他、スタジオミュージシャンの概要など
ほとんどのスタジオミュージシャンの年収は残念ながら一般サラリーマン以下。
月収換算で15万〜20万行けば上等です。
つまり年収180万〜多くて300万円あたりがほとんどといったところ。
(しかし、サラリーマン以上に稼いでいるミュージシャンがいるのも事実。)
まあ、、スタジオミュージシャンに限らずライブハウスなど、音楽業界は基本的に収入<やりがいの世界です。
「収入が少なくてもサラリーマンをやりよりマシ」
こういう人が向いています。
さらにコロナ渦によってスタジオミュージシャンだけで食っていくのは相当ハードルが高くなってしまった。
そのうえで、スタジオミュージシャンとは?
どうやったらなれるの?
素人でもどのくらい稼いでいけるの?
そもそもスタジオミュージシャンとは?
スタジオミュージシャンとは、裏方に徹してアーティストを引き立てるために存在している技術者の集まりです。
センスよりもテクニックが問われます。
一番みんなが思い出せる人は、B’zの松本孝弘さんですね。
B’zの松本孝弘さんは、実はあの小室哲哉さんが在籍しているユニット、TMNetworkのサポートギタリストだったんです。
ボーカル宇都宮隆、ギター木根尚登、シンセ小室哲哉がTMNetworkの正式メンバー。
あれ?じゃあドラムは?ベースは?木根尚登が弾いているギター以外に鳴っているギターは?
もちろんいますよ。ライブでも弾いていますし、レコーディングもその人たちが弾いたり叩いています。
これらが、サポートミュージシャン。
つまり、この人たちがスタジオミュージシャンなワケ。
正式メンバーじゃないけど、技術だけ買われてそのバンド、そのユニットの希望通りに演奏するのが、スタジオミュージシャンの仕事です。
これはライブもそうですし、レコーディングも同じですね。
基本的にギターアレンジは本メンバーからの要望通りに演奏できることが必須。
とはいってもバンドによって様々で、サポートメンバーとはいえ、全員で作っている感が欲しいバンドだと、スタジオミュージシャンの考えるアレンジをそのまま採用したりもします。
あと、アイドルのバックバンドなんかはアイドルがアレンジの指示なんかできないので、楽曲を作ったプロデューサーが全部譜面を作って、それを演奏してもらったり。
色々なパターンがありますが、ざっくりいうと裏方として本メンバーを引き立てるために存在している技術者の集まりというものが、スタジオミュージシャンです。
では続いて、どうやったらスタジオミュージシャンになれるのか?を解説したい。
スタジオミュージシャンにはどうすればなれるの?
さっきも言いましたが、基本的に表現力よりも技術力が圧倒的に重視されます。
まあ、僕はあまり向いていないですね(笑)
さらに、以下の条件が必須です。
譜面をその場で渡されてその場ですぐ演奏できること
いいですか?
TAB譜じゃないですからね?
「譜面」です。普通のオタマジャクシが乱立している、アレです。
譜面が読めるということが大前提ですね。
LUNA SEAの真矢さんも、実はスタジオミュージシャンを兼業しているんですよ。
大黒摩季さんのバックでドラムを叩いています。これは今でもやっているんじゃないかな?
そんな真矢さんもこのように言ってます。↓↓
譜面はねぇ〜・・・僕も本当に苦労しました。笑
オタマジャクシの流れは見ていてわかるんだけど、ここまできたら次はどこの譜面に戻るか?
とか、そういうのも記号で表されるんだけど、それが当日レコーディング・・・っていうときにワケわかんなくなって演奏が止まってしまって、結果大いに怒られるという・・(笑)
なので、あなたがそもそもスタジオミュージシャン志望で音楽をやっているのであれば、悪いことは言わないから譜面は必ずマスターしておきましょう!!
さて、お次はこちら。
演奏が上手い=本番でミスをしないこと
ギターを弾くという場面全般で、本番でミスをしないことが大前提です。
って、思えば思うほど普段やらないところでミスるもんです(笑)
そして“ミスしてはいけない”といえば、もっとも地獄なのがレコーディング。
絶対にミスしてはいけないレコーディング24時です。
ライブもそうなんだけど、レコーディングは「時間との戦い」なんです。
なぜかというと・・・。
某レコーディングスタジオでロックアウトで12時間とか、予め押さえる。
まずレコーディングの準備が始まり、なんやかんや1〜2時間は平気で過ぎる。
そして残り10時間。
ドラム録り、ベース録り、ギター、シンセ、ボーカル、コーラス・・・と、全部録っていくワケです。
ボーカリストに一番時間を費やすことが多いため、演奏陣はだいたい1〜2テイクでサクッと終わらせる・・・という暗黙の了解がある。
つまり演奏は1テイクでOKが出る覚悟じゃないとヤバイのです。
想像してほしい。
ドラムからベース、シンセ、このへんが一発でOKテイクが出てんのに、肝心のギターが何回も何回も録り直す・・・。
当然見ている側にもイライラされますし、何より自分自身が強烈に焦り出します。
しかも一人だけブースにこもって、別部屋でみんなが自分を見ているという地獄絵図。
マジで死ねる。
ホント、焦らないわけがないのだ。
このあと歌も録らなきゃいけない!
コーラスも録らなきゃいけない、ミックスもやらなきゃいけない・・・。
そんな状況でいつまで経っても「ギターが録り終わりません!」なんてことはご法度なのですよ。
もちろん、最終的に「ギター終わりませんでした」なんて論外です。
ライブも「基本絶対に間違えない」ことが重要。
氷室京介さんはギターにめちゃくちゃ厳しかったそうです。
(まあ、元々のバンドメンバーが布袋寅泰さんではそうなりますよね・・w)
観客は、あまり間違えたりとかは気にならない(というかあまり気づかない)のですが、メンバー全員はめっちゃ気づきます。
そこで何回もミスっているようなギタリストは、あっという間にクビになります(笑)
や、笑えませんけど・・。
氷室さんのバックバンド、特にギタリストはめっちゃハードルが高かったという噂を聞きますね〜。
ってことで・・・「ミスらなくなる方法」を紹介したい!
ミスらないためにはどうするか?上手いギタリストとはどういうものか?
どうしたらミスしない演奏ができるか?
どうしたら上手いギターを弾くことができるのか?
これは、ギターの上手い下手が分かれる【決定的】な3つの特徴とは?という記事を参考にしてください。
↓下記からも飛べます
そして続いては、たぶんテクニックよりも大事な「人間力」について解説したい。
スタジオミュージシャンになるためには最低限の実績と知名度、人間力が必須
例えばLUNA SEAの真矢さんなんかは、「LUNA SEA」というデカすぎる冠があるからこそ知名度も実績もあると一発でわかるワケだ。
だからこそ、「真矢さんにぜひ叩いてもらいたい!」っていう声があがるんです。
ちなみに氷室京介さんの最後のライブまでバックでギターを務めていたギタリストの一人は、あのSHAM SHADEのDAITAさんですよ。
DAITAさん、個人的な意見ですが、めっっちゃくちゃ上手いんだけど、ステージングはそれほど特徴的だったりはしなかった、という印象です。
もちろんSHAM SHADEのギタリストといえばDAITAっていう認識はあるので、DAITAさんじゃなきゃ成立しないんですが、基本スタジオミュージシャン向きな人なんじゃないかなという印象でした。
まじで、めちゃくちゃテクニカルですよ、DAITAさん。
あと、SHAM SHADEでいけば、Acid Black Cherryというバンドでドラムの淳士さんが叩いていますよね。
冒頭でお話しした、B’zの松本孝弘さん。じゃあ松本さんはどうだったのか?
B’zっていう有名なバンドの前からスタジオミュージシャンなワケで、どうやってTM NETWORKのバックを務めたり、B’zを結成するまでに至ったのだろう??
1981年 – 高校卒業後、ミューズ音楽院に進む。音楽理論は苦手だったがギターの技能は当時から高く、当時の講師にプロでやっていったほうがいいと言われ、中退。自身のバンド「マクベス」のデモテープをきっかけに音楽事務所・ビーイングに所属し、プロとしての活動を開始。下積みとしてセッションギタリストや、多数のアーティストのスタジオ・ミュージシャンとしてプロ活動をスタート、主にビーイング系の女性ロック・アーティストのレコーディングを中心に活動。
1984年 – 浜田麻里のレコーディングに参加。また杉本誘里、早川めぐみに曲を提供し、レコーディングにも参加。
1985年 – TM NETWORKのレコーディングに参加。のちにTM NETWORKからツアーサポートのオファーを受ける。並行して浜田麻里のレコーディングやツアーに参加する。
引用:Wikipedia
このように、愚直に実績を積みまくった結果、有名どころのバックで弾くようになったわけです。
あれだけ上手い上手い言われている人でも、当たり前に最初は愚直に実績を積みまくった結果、、、というワケですな。
まとめると・・・
- 譜面をその場で渡されても問題なく弾ける。
- しかもミスは全くと言っていいほどしない。
- 技術的に弾けないものがほとんどない
- ある程度の知名度、実績、コミュニケーション能力が必須
こんな具合ですね。
どうでしょう??
スタジオミュージシャンという職業が、思っていたよりはるかにハードルが高いのがおわかりでしょうか?(笑)
さて、次はあなたがもっとも知りたい「お金がどれだけもらえるか?」という、お金が入ってくる仕組みをお話ししたい。
スタジオミュージシャンは一体どれだけお金を稼げるのか??
そして肝心の収入面ですが、実は固定で「最低〇〇万円」みたいなものっていうのは存在しません。
基本的に、1回のリハやライブ、ツアー1本分でいくら…そういった業務ごとに契約をする場合が多いです。
例えばこんな具合です。
活動内容 | 金額 |
---|---|
リハーサル1回 | 3,000〜10,000円 |
ライブ1回 | 10,000〜50,000円 |
ツアー1回 | 期間によって大きく変動 |
金額は、知名度や実績などで大きく変わります。
そしてもちろん、クライアントによっても変わります。
同じ仕事量でも、Aのクライアントは10,000円。
一方、羽振りの良いBのクライアントはなんと30,000円!
これは当たり前によく起きることなんですよね。
逆に、こういうパターンも。
同じ仕事量でも、あなたの場合は10,000円。
一方、あなたではなくAさんの場合は30,000円…。
これは、あなたよりもAさんの方が実績、知名度などなど、そういった積み重なった信頼度が大きいためです。
まあ、わかりやすくいえば、こういうこと。
あなたのバンドでレコーディングをしたい。
しかしドラムがいない!
じゃあ・・・。
友達のA君にお願いしよう!→10,000円
ありえないけどYOSHIKIさんにお願いしよう!→うん千万円
まあ・・・、例えがオーバーすぎるけど、こういうこと(笑)
なので、一概に定まった金額というものは存在しないのです。
ちなみに僕は、リハーサルは無料で交通費だけいただいて、ライブ1本あたりいくら…。
という感じで自分で価格を設定しています。
では次。スタジオミュージシャンで生活してくための具体的な金額設定方法を紹介したい。
スタジオミュージシャンとして生計を立てるには自身の報酬額を設定しよう
あなたがスタジオミュージシャンとしてお金をいただくためには金額の設定が必要。
じゃあ、どうやって金額を設定したらいいのか??
具体的にどうやってスタジオミュージシャンとして立ち上がるのか??
おすすめの方法を解説します。
無理してプロアーティストのバックバンドにこだわらない
まずはコレ。
圧倒的にコレ。
要は、みんな形にこだわりすぎなんです。
スタジオミュージシャンは、
ソロアーティストのバックバンドであればアマチュアでもいいワケ。
実際の僕の体験談としてこんなことがあった。以下の通り。
そこで「21歳男性」から連絡が来る
とりあえず会って話したいという旨を話される
バンドだと自分の考えている音楽が再現しづらいため、全員サポートでいい、とのこと。
スタジオ代、ライブ代、交通費、それぞれ出すからやってほしいとお願いされ、そこで契約。
・・・こんな流れでアマチュアのボーカリストのバックバンドを引き受けたことがある。
いいですか?
アマチュアだからね?
アマチュア=無料で引き受けなければならないという方程式なんてただの思い込み。
あなた自身、お金をもらう価値のある演奏さえできれば今すぐにでも始められます!
だからこそ、メンバー募集サイトには常に目を通しておく必要がある。
ってことで・・・
次はスタジオミュージシャンとして稼ぐためのお金の設定方法を解説します。
時給換算で自分の活動に金額をつける。
要するに、リハーサルやライブ、ツアー、レコーディングなどなど、あなたが拘束される時間で計算するのが一番わかりやすいですね!
例えばリハーサルなら、仮に3時間入ったなら3時間分の時給ですよ。
あなたが時給いくらもらいたいか?を考えればいいのです。
時給1,000円でいいなら、3,000円ですよね?
時給2,000円欲しいなら、6,000円です。
これは、あなたの技術力や実績など、見合った金額を設定しましょう。
ちなみにライブなら、丸一日拘束がほとんどじゃないですか。
だったら、あなたが時給、あるいは日給でいくらもらわないと割に合わないか?を考えて設定しましょう。
っていう感じですね!
契約形態によってももらえるお金は変わる。
ここが結構重要で、あなたがスタジオミュージシャンになるにあたって、以下のように2パターンに分かれることがほとんど。
いわゆる、「雇用」されるのか、「自営」で稼ぐのか、です。
会社契約のミュージシャン
1つの仕事に対してギャラがいくらと決まっていて、それを確実に遂行して、初めてお給料としてお金をいただくパターン。
まあ、サラリーマンの音楽バージョンで完全歩合制といえばわかりやすいかもしれませんね。
これも過去の実績や知名度で全然変わってきます。
とはいっても、会社がギャラを決めるし会社が利益を出す目的でスタジオミュージシャンと契約をしているわけです。
で、1回のライブで2万円のギャラという設定だったとする。
で、あなたの手元に2万円丸々入るか?といったら、違うワケですね。
なぜか?
そりゃあ「雇われ」だからです(笑)
あなたのギャラが月で100万円だったとしても、あなたに入るのは普通にサラリーマンの給料くらい・・・という考えが一番現実的かな?と思います。
とはいえ、会社ですから仕事は自分で見つけるよりも遥かに楽です。
(仕事もないプロダクションもあったりもしますが・・・)
だから、個人で活動するミュージシャンよりは安定して仕事がもらえると思ってもいいかもしれません。
さて、そんな完全歩合制のサラリーマンな雇われスタジオミュージシャンの肝心の年収ですが、聞くところによると、サラリーマンよりもはるかに低い人が大半。
金額的に考えたら200万前後なんじゃないかなぁと思います。
(もちろん知名度と実績で大きく変動するということは念頭に置いといてくださいね)
個人経営のミュージシャン
これは、いわゆる個人事業主です。
自分で自分の価格を決めて、自分で営業して、自分で仕事をとってきて、全部自分のお金になる。
これこそ、実績・知名度が高いミュージシャンならこちらで活動するべきだと思います。
だって、会社という仲介が無い分、取り分は全部自分ですから。
例えでいうと、LUNA SEAの真矢さんや、SHAM SHADEの淳士さんクラスの人ですよね。
その人クラスになると、1回のレコーディングで相当な金額をもらえるんですね。
びっくりするくらいの金額です。
しかし、その人クラスであっても、「今後は音楽、スタジオミュージシャンだけでは厳しい」と仰っておりました。
でも、年収はサラリーマンよりは全然上だと予想できる感じでした。
あくまで僕の推測ですが、600〜700万あたりなんじゃないかと。
と、まあ…それだけ大変なんですよ。
スタジオミュージシャンで稼ぐための4つのポイント
ここまでの話を軽くまとめつつ、
僕なりの「スタジオミュージシャンとして稼ぐ」ために必要なポイントを4つ紹介したい。
- あなた独自のサイトを持つこと
- 無理してプロアーティストのバックバンドにこだわらない
- インディーズのソロアーティストに需要がある
- メンバー募集サイトは日々チェックすべし!
あなた独自のサイトが必要な理由
いきなり「なんでサイトなの??」って思ったかもしれない。
僕のこのサイトもそうなんだが、
「お問い合わせ」
コレが実は非常に重要。
(僕は一番下にコッソリ設置してます)
僕のサイトから僕自身に仕事の案件が来るときはほぼ100%で「お問い合わせ」から依頼が来ます。
かつ、SNSだけだと単純に素人クサイんです。
シンプルだけどこれが一番の理由です。
あなたがよく知るギタリストを検索してもらえればわかるが、必ず個人のホームページがあるでしょう??
「そんなのプロなんだから当たり前じゃん!」
って思ったでしょう??
待ってください!
あなたもこれから「プロ」になるんです!!
だから、個人サイトが無いと仕事を振りたい企業側としても仕事を振りにくいんですよね。
さて、次はあなたがそもそもスタジオミュージシャンに向いてるのか?向いていないのか?
これをチェックしておく必要がある。
スタジオミュージシャンに向いている人、向かない人をチェック!
ギタリストって、個人的に思うのはこんな2タイプに分かれる気がします。
タイプ1:楽器を弾くことが三度の飯より大好き。
ライブとか作曲以前に、とにかく楽器を弾くことが大好き、という人。
とにかくギターが大好きで、ギターを弾いている時間がとにかく大好き。
別に場所とかは問わない。自己満でもいい。ライブとかも別に。
とにかく、「弾く」ことが大好きな人…ということですね!
タイプ2:「ライブ」が好き、「曲を作る」ことが好き、という人。
もちろんギターを弾くことも大好きなのは大前提だが、ギターっていうよりもライブ、作曲など「自分を表現する」ことの方が好きな人。
僕はちなみにコッチ派です。
こういう人の場合、ギターを弾くっていうよりも「自分が表に立つ」ことが重要視されるため、スタジオミュージシャンのような裏方の仕事は本質的には向いていないのだ。
以上、当然「前者」がスタジオミュージシャン向きです。
一方後者はアーティスト寄りの人間といえます。
あなたがスタジオミュージシャンになるために明日からやるべき4つ
どうすればスタジオミュージシャンになれるのか?
つまり、スタジオミュージシャンになるために何が必要で何をしたら良くて、つまり明日からどうすればいいのか?
っていう具体的なことをまず最初に書いておきたい。
やること①:“サポートライブ”をたくさん経験する。
スタジオミュージシャンになるには、まず絶対的に経験が必要になる。
これはバンドを組んでライブをやるという経験っすね。
スタジオミュージシャンは、誰かのバックで演奏することが主だ。
ってことは、ライブをやったことがないってのはさすがに問題外。
ってことで、まずライブを経験しまくろう!
仮にあなたがバンドを組んでいない、あるいはなかなか組めないという悩みがある。
でもスタジオミュージシャンを目指すためにライブの本数はこなさなきゃならない。
さあどうしよう!!
大丈夫、無料でいくらでもライブをやる方法がある!
ぜひ以下の記事を参考にしてほしい。
やること②:演奏でミスしない、引き出しを増やす練習をする。
これは純粋に練習をするワケだけど、後述するがスタジオミュージシャンは様々な対応力が必要になるため「引き出し」を増やしていく必要がある。
引き出しを増やすためには、たくさんの人間とセッションをする、いろんなジャンルのコピーをする。
これが一番手っ取り早い。
やること③:仕事をもらうために人脈を増やす=“コミュ力”を上げまくる。
コネ、つまり他人から仕事を紹介してもらうために何が必要か?
結局のところ、いろんな人と仲良くなっておくしかない。
なぜかというと、コネとは以下のように生まれるからです。
別にどこでもいいんです、必ずスタジオは何かしら接点があります。
これはほぼ間違いなくあります。
ライブハウスも出演バンドをスタジオに探してもらうことが多いからです。
ライブハウスは音楽事務所とつながっているケースが多いんです。
なぜなら事務所のアーティストを出演させるためにライブハウスを使うから。
プロダクションは新たな人材を発掘する際に「すでに動員のある人」を探します。
そうなるとライブハウスに聞いてみるパターンが激高です。
はい、こうなるわけ。
ライブハウスは世話になっている事務所からの頼みだから断れないで探します。
当然ライブハウスに出演しているアーティストから探すでしょうけど、目ぼしい人がいない場合はツテを頼る。
つまりスタジオなんかに聞いてみるわけです。
そうなってくるとスタジオに降りてきたオファーは、スタジオ店長の裁量次第。
当然普段から話しやすいお客さんから声をかけるわけですな。
・・・ぶっちゃけこんな流ればっかですよ。
だから、特定のよく行く場所の人間とは必ず仲良くなっておこう。
やること④:名刺がわりの「自身のサイト」を構築する。
なぜ自身のサイトが必要かというと、
「ウェブ上から売り上げが取れるから」です。
TwitterやYouTubeでフォロワーやチャンネル登録者数が多いのはもちろん良いこと。
しかし、ミュージシャンの仕事としてはちょっと案件を獲得しづらい。
なぜなら視聴者は「エンタメ」としてあなたを見ている人がほとんどだから。
一方、クライアントが
「ミュージシャン 人材」といった感じで
ミュージシャンを探すためにググっている場合、
もしあなたが「自身のサイト」を持っていたら・・・?
クライアントに向けた記事を書いていれば
検索結果の上位に表示される確率が格段に上がる。
=あなたのサイトをクライアントが訪れる。
結果、あなたに仕事を依頼してくれる可能性が格段に上がる!!
このように、
TwitterやYouTubeだけしかやっていないライバルと、
自身のサイトを構築している人とでは、
検索結果にかなり差が出ます。
わかってはいるんだけど、
いざ、やろうと思うと腰が重くて・・・
しかも難しそうだし、なかなか第一歩が・・・汗
もし、あなたがこんな状況なら、
今すぐ始めましょう!
なぜなら・・・
今までもやろうと思ってもやらなかったんだから
これからも絶対やらないです。
こちらの記事を参考にしてサイト作成してみましょう!
まとめ:ハードルは高いけどスタジオミュージシャンは誰にでもチャンスはあります!
いかがだったでしょうか?
なるべく有名な人を例に出してスタジオミュージシャンという仕事について話してみました。
①譜面をその場で渡されても問題なく弾けること
→バンド活動、バイト、色々やっていく中で、「譜面の勉強」という時間は必ず作りましょう。
1日1時間でもいいと思います。とにかく譜面に触れ続ける。譜面を見て「うわぁー」っていう拒絶反応を起こさないように(笑)昔の僕のように・・・・w
②ミスは全くといっていいほどしない
なぜ、ミスをするのか?
それは自分の持ち合わせている技量以上のことをやるからです。
当たり前ですが、自分が目をつぶっても弾けるようなものならミスってほぼしないじゃないですか。
ってことは、あなたの技量の引き出しをどんどん増やしていけばいいわけです。
③技術的に弾けないものがほとんどない
これも上記のミスの部分とかぶりますが、「弾ける」というパイを増やせばいいだけですね。
弾けるという以前にまず「これ知っている」という知識が必要。
例)ペンタトニックスケールという王道のスケールがありますが、これも最初はみんな知らないワケです。
でもこういうスケールがあると「知る」ことが最初にあって、その後にその「知っているもの」を弾けるようになることで、「自分の弾ける引き出し」の中に、ペンタトニックスケールが加わるワケですよ。
④ある程度の知名度、実績、コミュニケーション能力は必須
実績、知名度、以前にコミュニケーション能力の方が重要ですね。
どれだけ上手くても、どれだけミスらなくても、
人間的にクソな奴とはだれも仕事はしたがりません。
逆にコミュニケーション能力があれば、
会話だけで仕事を取ってくることだってできますもんね!
また、仕事を取ってきてしまった以上、それを完璧にこなさないと信用がなくなっちゃう。
だから、自分がいただいた仕事を、自分が完璧にできるように練習するわけです。
コミュニケーション能力が高い人は、自分の行動にしっかり責任が加わっています。
だから必然的に上手くもなるしミスもしなくなりますから(´ω`)
以上、これだけ必要です。
しかも、これだけできても年収は多くは望めないという現実だと理解した方がいいですね。
もちろん全部が備わっていなくてもスタジオミュージシャンという仕事はできますが、それだけで食っていくとなると、なかなか厳しい状況になると考えてもらってOKです。
なぜなら、バンドマンなら誰でも知っているような認知度のミュージシャンですら、「これだけでは厳しい」と言っているのですから。
ただ、ミュージシャンの本音を言っちゃえば、
年収がどうこう以前に「職業はミュージシャンです」って胸張って言いたいんだよ。
バイトとかやりたくないんだよ。それはただの「フリーター」になっちまうから。
つまり・・・自分の演奏でお金をもらって、それだけで生活しているというリアリティが欲しいんだよね。
ではでは!
★★もっと知りたい方へ★★
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
僕は現在音楽とネットからの収入で自由に生活をしています。
ここからは「特定の人」に向けたお知らせになります。
誰向けのお知らせか?
・自身のバンド経験が3年以上
・ある程度楽器が弾けると自負している
・しかし正直バンド活動が泣かず飛ばす
そういった方向けのお知らせです。
経験が3年以下の人はスイマセン。
これ以上に読んでも価値はないです。
もしあなたが「特定の人」に該当するなら
こちらから続きをどうぞ!
コメント
コメント一覧 (12件)
こういう記事にはもっと早く出会いたかったなと。面白いですね。中途半端な夢を持っている人間の目が醒めますね。私も色々ぶちのめされました。うまいとかどうこうでなくまずは気持ちですよね。心構えがないと話にならないんですよね。
コメントありがとうございます!!
大変恐縮です!!
>心構えがないと話にならないんですよね。
や、おっしゃる通りです!
スタジオミュージシャンもさることながら、何をやるにおいても「マインド」が命ですね!!
どんなものでも、やり抜けば必ず結果は出ますからね。
今後もよろしくお願いします!
雷僧さん!泣
毎回毎回楽しみにメルマガを待ち、
ちゃんと読んでいたのに、ある日急に届かなくなりました。
もしかして、そちら側でブロックされたのではないかと思っている今日この頃です。
しっかり将来に役立てるため、毎回ちゃんと読んでいたので出来ればまた届くようにして欲しいです!泣
よろ
すいません、途中で切れてしまいました。
お忙しいとは思いますが、
ご確認の方よろしくお願いいたします!!!泣
Shidoさん!
コメントありがとうございます!
ごめんなさい、メルマガが途中で途絶えてしまったとのことで・・・汗
もちろんこちらでブロックしているなんてことはありませんのでご安心くださいw
今後も定期的に配信して参りますので、
楽しみにしていただけたら光栄です。
よろしくお願いします!
返信ありがとうございます!
メールに返信しようと思ったんですが、
出来なかったのでここで今お伝えします!
高校生からスタートダッシュできるように
今Instagram初めて、
フォロワー135人できている状況です!!!
2~3年経ったら冷めてしまう人が多いんですね。
僕は中一からやりたいと思っているし、
実際学校でライブをした時のあの達成感も
忘れられないので、
辞めることは無いと思います!
個人返信ほんっっっとうに嬉しかったです!
これからも頼らせて頂きます!
よろしくお願いします!!!
Shidoさん!
ご返信ありがとうございます!
>今Instagram初めて、
フォロワー135人できている状況です!!!
すごいじゃないですか!
じゃあ、インスタでshidoさんの「人」を発信し続けていきましょう!
漠然と普段の生活をアップしてもダメで、
この人はこんな人!とわかるようなコンセプトが大事です。
自分なりに考えてみていってくださいね^^
音楽もそうですが、
一番重要なのが
それを「継続すること」です。
当面の間はインスタの効果なんて出ません。
でも、ある瞬間から突然効果がで始める日がきます。
それまで継続していけたら、勝ちですよ!
がんばって!!!!!
音楽を趣味とするか、ビジネスとするか。どちらが良かったのか個人個人の人生の事情において最後まで分からないでしょう。貧乏で辛いミュージシャン生活でも好きな音楽の中にいる事が出来て楽しく過ごせた方もいれば、安定した収入を得ながら好きな音楽を楽しんだ人生もあるでしょう。私は幸いミュージシャンとして音楽の中で楽しみながら、(辛い事もありましたが)ビジネスとしても安定した収入を得る事が出来てとても楽しい人生でした。
これからも少しでも長くこの音楽の中に居られる人生を続けられたら嬉しいです。そしてやがて死ぬ時も多分あゝ面白かった、と言えるのかなと思っています。
eichanさん
コメントありがとうございます。
>音楽を趣味とするか、ビジネスとするか。どちらが良かったのか個人個人の人生の事情において最後まで分からないでしょう。
仰る通りですね。
最後は個人の価値観だと思います。
一番辛いなと感じるのは、
ビジネスに「なってしまった人」だと思います。
つまり、ビジネスとして音楽を楽しめなくなってしまった人ですね。
eichan様のように楽しみながらビジネスも音楽もできている人生は最高に素敵だと思います!
[…] 詳しくは、【スタジオミュージシャンの驚愕の年収とは?】という記事内で解説しています。 […]
[…] 相手の要望通りの演奏ができること参考記事:スタジオミュージシャンの驚愕の年収とは? […]
[…] スタジオミュージシャンの驚愕の年収とは?【2020年版】 […]