ミュージシャンとして仕事をしていきたい。
ある程度演奏レベルも自信があるし、フットワークも軽い自負がある。
しかしSNSで発信していても一向に仕事がこない。
ミュージシャンになるには何が必要なの??
こういった悩みを解決します。
本記事では、ミュージシャンになるために必要なポイントと、ミュージシャンになるにはコネが強いという事例も合わせて解説します。
ちなみに「ミュージシャン」とは?
→一般的には「実演家」のことをミュージシャンとして定義づけられています。
一方「アーティスト」は「自身の芸術を音楽で表現する人」つまり作曲をメインでやる人はアーティストです。
ってことで、今回はミュージシャン=音楽で生計を立てている人、なんなら人気アーティストになるための方法を解決していきたいので、とりあえず本記事では音楽活動している人すべてを「ミュージシャン」と呼ぶことにしたい。
ミュージシャンになるには演奏でお金をいただけることが条件
具体的には以下の通り。
- サポートミュージシャンとしてライブに出演してギャラをもらう
- レコーディングに参加してギャラをもらう
- ジャズバーなど飲食店で演奏をしてギャラをもらう
などなど。こういう活動ができていて初めて「ミュージシャン」としてあなた自身が定義づけられる。
なので、必ずしもどこか事務所やレーベルに所属しないと「ミュージシャン」にはなれないというワケではないです。
極論、あなたが友達の楽曲にギターを弾いてあげて1,000円もらえたとしたら、それでも立派にミュージシャンでもあるワケ。
ミュージシャンとしてお金をいただくためには結局コネが強い
具体的には以下の通り。
- サポートバンドを必要とする人を紹介してもらう
- レコーディングスタジオの関係者と仲良くなる
- 音楽の生演奏を売りにしている飲食店オーナーなんかと知り合う
つまりどんな仕事内容であっても「コネクション」が最強なのが事実です。
あなたがどれだけ演奏が上手でも、自宅で一人でコツコツと演奏しているだけでは一生ミュージシャンとして活動することは難しい。
逆に、演奏はアマチュアレベルでも仕事を紹介してもらうコネクションがあれば、前者よりもすぐにミュージシャンとして活動していくことができる。
世知辛いけどコレが現実です。
例えばこういうことです。
- 仕事を依頼する相手も、当然仲の良いギタリストから選ぶ。
- 例えばアイドルのバックバンドの依頼が来ても、仲の良いギタリストがJAZZ専門なギタリストだったとしても、まずその人に相談をするでしょう?
- そこで仲の良いギタリストでは仕事を依頼できないとわかって初めて、外部のミュージシャンから仕事ができる人を探すわけです。
- そうなって初めてあなたというギタリストが仕事を依頼する人間の一人になる
コネがある人は①の段階で仕事が来る。
コネがないあなたは④の段階で初めて仕事候補として探してもらえる。
(仕事が来るわけじゃないのもポイント)
・・・コネがあると無いとではこれだけの差があります。
ちなみに僕の友人でこういう人がいます。
- もともと個人でドラム教室を運営していた。
- ある時、知人の葬儀で葬儀屋さんと知り合う。
- 葬儀屋さんに自分の活動を話す。
- 葬儀屋さんの知り合いでミュージシャンを探している歌手がいた。
- その歌手に誘われてサポートミュージシャンの仕事が入った。
このようにまったく意図していないところから仕事が舞い込んでくることの方が圧倒的に多いです。
①:コネに頼らずにミュージシャンになるにはあなたへの「認知」が必要
だからこそ、音楽をやっている人の十中八九はSNSをやっているんです。
ここは漠然とわかっている。だからこそ少しでも誰かに知ってもらうためにTwitterやInstagram、FacebookなどなどあらゆるSNSで自分の活動を発信しているワケです。
しかしそれだけではなかなか仕事が舞い込んできません。
ですよね?
そのために「ミュージシャンになるには?」と検索して、この記事を読んでいるんですから。
では具体的にどうやって認知していけばいいのか?
②:あなたというミュージシャンのポジションを獲る
別の言い方をすると「コンセプト」を決めることです。
先ほど話したように、クライアントの仕事内容は「アイドルのバックバンド」といったようにピンポイントの案件がほとんどです。
「ギター弾ける人ならどんな人でもいいよ!」という仕事は絶対にありません。
ここからわかることは、ただ漠然と「ギターやっています!」と認知されでもギタリストなんて星の数以上にいるため、選ばれないんです。
じゃあそんな仕事を依頼する相手が「どんなギタリストを求めているのか?」をイメージしましょう!
- JAZZバーなんかで働けそうなしっとりとした演奏をするギタリスト
- ライブで派手に動けるパフォーマンスの上手いギタリスト
- アイドルのバックバンドに合いそうなPOPなギタリスト
- ハードロック速弾きなら任せなさい的なギタリスト
・・・どうでしょう?
全部違う毛色のギタリストが想像できますよね?
コネが無いならまず自分自身を認知されやすいギタリストにすることが重要です。
あなたはどんなギタリストで、どんな仕事に適しているのかピンポイントでポジションを獲ることで、「ただのギタリスト」から「〇〇なギタリスト」に昇格するんです。
例えばあなたが「アイドル専門のバックバンド」としてのポジションを確立させていたら、少なくとも「アイドルのバックで弾いて欲しい」と思っているクライアントからは選ばれやすくなりますよね?
以上のことから、まずはあなたというミュージシャンが「どういうミュージシャンなのか?」をわかりやすくピンポイントに認知してもらう必要があります。
③:あなたというミュージシャンを探してもらうためにホームページを用意しておく
なぜなら、あなたというミュージシャンがいるけど、具体的にどうやって知ってもらうか?という知ってもらう手段が必要だからです。
どういうことかというと、仕事を依頼したいクライアントが外部に仕事を発注する場合まずGoogleで検索します。
「ミュージシャン バックバンド」みたいに探すかもしれませんね。
その際に、SNSの投稿は検索になかなか引っかかりません。
逆にクライアントがTwitterで検索したとしたら、ミュージシャンの投稿が多すぎて誰に仕事を振ったらいいかわからなくなります。
基本的にしっかりとホームページがあって、事業としてしっかり活動していますよ!という見え方ができているミュージシャンのホームページの方が検索上位に来るんです。
これも極端な例を挙げると・・・
- わりと実績のあるミュージシャンだけど、事務所無所属、SNSもホームページもやっていない。
- アマチュアミュージシャンだけどホームページがしっかり整っていて、どんなミュージシャンか誰が見てもわかる。
知名度や演奏レベルが天と地ほどの差があっても、仕事が来るのは後者です。
なぜなら前者は探しようがないからです。
なぜSNSだけじゃダメなのか?は、以下の記事で詳しく解説しているので合わせて読んでみてくださいね!
↓
まとめ
ここまで読んでくれてありがとうございました!
まとめると・・・
- まずあなたというミュージシャンを知ってもらいましょう
- そのためには「コンセプト」を明確に!
どんな仕事に向いているミュージシャンなのか提示しましょう - クライアントの目に止まるためにSNSじゃなくてきちんとホームページを作っておきましょう!
最低限この3つをやっておかないと、あなたは「砂漠の中の砂」でしかありません。
無数に存在するミュージシャンの中からあなたを知ってもらって選んでいただけるように、今から行動をしていきましょう!
ではでは!
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