こんにちは!雷僧です。
今回は、ギターがバンド内でやるべき役割的な部分を話したいと思いますd(ゝ∀・*)
結論から言うと、
ギターは曲の味付け的役割です。
パスタを茹でて、カルボナーラにするのか、ペペロンチーノにするのか、
弦楽器の役割ってこういうことですw
もっと細かく考えると、
パスタ自体がドラムとボーカル。
カルボナーラやペペロンチーノなど、ベースとなる味付けが、名前の通りベース。
で、胡椒なのかニンニクなのか、肉を添えるのか、そういったものがギターですねw
料理で考えるととってもわかりやすいですね!d(ゝ∀・*)w
土台はギター(あなた)以外で成り立っている
まず最初に理解しておいたほうがいいのが、
ギターだけで全てをまかなおうという根性を捨てることですw
除け者になった気分になるかもしれないが、事実なのです。
究極、リズムとメロディーさえあれば、曲なんて成立するわけ。
しかしそれではいくらなんでも味気なさすぎるし、
ボーカルも音が取れん!
だから、ベースが必要なんですよ。
ドラムがリズムを叩いて、
それに合わせてベースが名前の通りベースとなる低音を弾く。
これでキーが出来上がる。音階が生まれるわけです。
ハ長調とかそういうやつね。
この時点でどんなメロディーを乗せるかが、だいたい見えてくる感じですよ。
だから、しばらくギターは傍観者になっているくらいのほうがよかったりしますw
この段階で、ベースもあえてアレンジせずにとりあえずルート弾きでやる。
で、歌を歌う。
当然、歌とリズムだけじゃ隙間が気になりますよね!
そこで初めて、
ギターを弾いたほうがいい場所を探すんです。
冒頭に料理で例えたけど、まさにそういうこと。
ギターは味付けなわけだから、一番最初にギターをアレンジすること自体が間違ってるでしょ?w
パスタ作るのに、いきなり胡椒をぶちこむ奴がどこにいるんだ?!ってことw
ギターってのは、あくまで味付けの役割だということを忘れずに!
んじゃ、実際にバンドでスタジオ入って曲作り、、、
っていう状況を踏まえて詳しくいってみましょ!
曲をギターから作る場合
とはいっておきながらも、ギタリストが曲を作ってくる場合ってとっても多いじゃないですか。
じゃあ、料理の法則が成り立たないじゃないか!
ってことになるわけですよね。
何パターンかあるので説明しやすd(ゝ∀・*)
完全に全部アレンジして持ってくるギター
これは、ギタリストがパスタを料理して持ってきて、
メンバーに味見をしてもらうという段階です。
ここまで作ってきてしまえば、話は別で、
この場合は味見したメンバーが色々意見を出し合って修正していけばいいです。
だって、料理は出来上がってんだから、
いちいち材料から作り直す必要はないわけですよw
ここのギターがこういうアレンジなら、ベースはこう弾いてみるよ!
とか、
ここのギター、ちょっと歌とぶつかりそうだから、別の感じで弾いてみてほしいかも
とか、
こういう感じでアレンジが進みます。
っていうか、進めてください。
弾き語りで作ってくるギター
これは、
なんとなくパスタ食べたいからパスタ買ってきてみたよ!
っていう状態ですね。
ここで気をつけてほしいのが、
このときギターはメロディーとリズムを作ってきているんです。
弾き語ってる歌がメロディーで、
ストロークしているギターは、コードっていうよりはリズムです。
なので、曲作りの順序としては、、、
・ボーカルにメロディを伝えて、
・ドラムはストロークのパターンからビートを構成して、
・ベースにコード進行を共有して、
せーので合わせながら、徐々にパーツパーツをアレンジしていく感じです。
リフから作ってくるギター
この場合は、
この調味料使ってなんかいい料理作らない?
っていう状況です。
だから、パスタにだってなるし、丼モノの料理になるかもしれないし、ラーメンかもしれない。
でも、使う調味料は決まっている、、みたいな感じですw
この場合が一番曲の全体像が無いので、リフ以外は全部一から作ることになります。
ギタリスト的には一番オイシイ作り方で、しかもギタリストの頭の中ではおおよその曲の雰囲気は
出来てることが多い。でも、メンバーに発表できるほどの状態ではないから、
とりあえずリフだけ弾いてみた!って感じのパターンですねd(ゝ∀・*)
この場合は、こういう順序で作るとスムーズです。
・リフのキーを探す
・どこで使いたいか決める。(例えばイントロなのかサビなのかアウトロなのか、とか。)
・そのリフに合いそうなリズムを作ってみる。
・リズムに合わせてリフを弾いて、ベースラインを乗せて、
だいたいメンバー一致で「そろそろAメロだろ?」みたいになるので、
そこのコード進行を考える。
・そこにメロディーを乗せる
こんな感じが一番多いし、スムーズですね。
だから、メロディが一番最後に作られることが多いパターンですね。
話は変わるけど、「【ギター初心者】曲はメロディから作れ!」という記事で書きましたが、
このような作り方でも、残念ながら作曲者はメロディを作った人間が作曲者になりますからねw
決してリフを作ったギタリストではないんですね、厳密に言うと。
まあ、こんな感じのパターンが多いですかね、ギターから作る場合は。
ボーカル(メロディ)から作る場合
これは、
パスタ作りたいんだけど、みんなどうよ?!
麺はフェットチーネでいきたいんだけど、、
みたいな感じですかねw
「パスタ」がメロディとリズムなんだけど、
メロディで当然曲の雰囲気も変わるので、
あえて麺の種類を付け加えてみました。
なので、順序的には、、、
・リズムを作る(ここでパスタの原型が出来上がる)
・ベースラインを作る(カルボナーラなのか、ペペロンチーノなのか的な)
・ギターを加える(どんな味付けにするか、調味料を選択する)
まあ、一番ありがちなパターンじゃないですかね?
これがわかりやすいですよねd(ゝ∀・*)
ベースから作る場合
これは、
ペペロンチーノのレトルト具材買ってきたんだけど、これでパスタでも食べませんか?
まあ、パスタじゃなくても合いそうな料理ならなんでもいいっすよ!
っていう感じですw
ベースが曲を作ってくる場合、ギターと一緒で、だいたい2パターンに分かれる。
ベースラインだけの場合
この場合は、、、
ペペロンチーノ風料理を作る、というコンセプトが土台にあるので、
・ベースラインを聴いて、どんな料理にするか歌とリズムでおおまかに作って、
・それに合う調味料(ギター)を最後にぶっかける
そこから同様にああだこうだ言いながら色々アレンジをしていく感じですd(ゝ∀・*)
ベースがメロディも作ってきた場合
これはギターが弾き語りで作ってきた場合とほとんど一緒ですね。
料理的に言うと、、、
カルボナーラのパスタ作りたいんだけど、ちょっと手伝ってよ!
っていう感じです。
ベースが出来上がっていて、ボーカルラインもある程度できているわけだから、
どんな料理かは決まっていて、(パスタだとしよう)
んで、パスタで何風味のパスタを作るかも決まっている。
あとはみんなで料理を作るだけ。
ってことですね!
ドラムから作る場合
これはほとんど無いと思います。
ドラムが「こういうビートを曲に使いたい!」っていう提案になるので、
パスタ作りたいんだけど、麺を、ぼくが持ってきたこのフェットチーネを使いたいんだよね。どう?
みたいな感じになりますかね、、、。
ただ、料理の原型は「メロディとリズム」両方が無いとさすがに成り立たないわけ。
もっというと、どっちが優先度高いかと言ったら、当然メロディなんですよ。
リズムだけでメロディが浮かぶのはあまりないと思います。
まあでも、料理的な例えでいくと、そういう感じにはなるので、、、
・リズムを作って、それにベースラインを先に乗せる。
これで、フェットチーネを使ったパスタで、カルボナーラなりペペロンチーノなり、味を決める。
・そのあとにメロディを確立させる。(この時点で素のカルボナーラが完成)
・最後にギターを足して(調味料)、味付けして出来上がり!
こんな流れになりますかねd(ゝ∀・*)
まとめ
料理(この場合はパスタだったけど)で例えると、
曲作りってとてもわかりやすくないですか?w
作る順番もわかるし、それぞれがどういう役割を持っているかもわかりやすいと思います!
重要なポイントは、
なんやかんや、ギターのアレンジっていうのは一番最後にやることが一番効率的ということ。
足すのではなく、引くことを覚えましょう!
とか、よく聞きません?
これって、弾きすぎるギターほど邪魔なものはないぞ!っていうことなんです。
(まあパスタで例えたら、「どこまで足すのか」っていう言い方にはなりますが、、w)
一旦アタマからケツまでコード弾きでザーッと弾いてみて、
そのあとでギターがあったほうがいいポイントを押さえて、
それ以外はどんどん切り捨てていく。
それで、足りない部分があれば、足していけばいいわけですよ。
ってことで、、、
ギターの役割は、曲の味付けですよ!
っていうことをパスタを使って解説してみました!!w
ではでは!
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