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音楽、バンドオーディションの裏側を完全暴露しようと思う。

今日は地上波とオーディションについて。

 

あなたはオーディションとか受けたことあるだろうか??

 

結論から言うと、

完全にお金目的なので受けてはならない。

 

芸能界は慈善事業なんかしませんよ。

きちんと闇が備わってる。

 

ぼくは、今までの経験の中でオーディションをする側をやったことがある。

なので、オーディションの広告がTwitterやFacebookなんかで表示されるたびに

「あ〜〜あ・・・w」

って思ってしまうワケ。

 

簡単に、どんな仕組みなのか暴露しようと思う。

 

なぜオーディションをやるのか?

 

よく考えてほしい。

オーディションです。

人を集めるワケです。

もしあなたが何かモノを作る製作者だった場合、どんな人を集めたいだろうか?

 

当然、即戦力になる人が欲しくないか??

 

これが実はすべてだったりするんだけど、それだけじゃ意味不明なので説明したい。

 

芸能に限らず、会社も個人も、自分が不利益になるようなことや、完全にムダなことはしません。

当たり前ですよね??

じゃあ、なぜオーディションなんかやるのか?

当然、利益を出すためだ。

 

例えばこういうパターン1

「ボーカルオーディション!」

「あの〇〇に携わったプロデューサーが緊急募集!」

みたいな、いかにもっぽい文言。

応募してくる人間を、募集する側はちゃんと把握している。

 

どんな人間が応募してくるかというと、「音楽デビュー」といっても右も左も何もわからない人。

とりあえず、そういう事務所の後ろ盾がないと有名になれないんだ…って誤解しているような人たち。

 

応募側からすれば完全にカモネギです。

 

そして、応募者にはこう話すワケ。

「オーディションに合格したら、このようなことが待っているよ!」

レコーディング、CD制作、ライブ出演、etc・・・。

こういう単語を並べられるだけで、何も知らない人間からしたら「なんかすっごいバックアップなんじゃないかしら!?」

っていう錯覚を起こす。

そう、錯覚なのだよ。

 

錯覚させられてしまうと、本来の本質が見えなくなる。

 

見えないまま、向こうから言われる言葉がいちいち夢いっぱい。

 

しかも「あなたは数少ない合格者なんです」という希少性まで見せられる。

 

その状態で・・・。

「レコーディングしますよ!」

「CD作りますよ!」

「ライブもやりますよ!」

「テレビにも出れますよ!」

「完全バックアップしますよ!」

といったように、たくさんのオファーをされる。

 

しかも、こうだ。

「本来なら何百万もかかる費用なんだけど、あなたは合格者だから50万でいいよ」

みたいなことを言ってくる。

(真実は、言い値が本来の金額。吹っかけてるだけ)

 

ここまで言われちゃうと、応募者はこう思う。

「私は選ばれし人間なんだ!キラーン」

「しかも、今なら費用もめっちゃ安い。」

「これ、断る理由ないんじゃないかしら??」

 

このように巧妙にできているのだ。

このパターンは、その応募者から直接資金をいただく場合だ

 

例えばこういうパターン2

「優勝者はアメリカの〇〇のステージに立てる!!」

「しかも今なら完全バックアップ!」

こんな感じのライブメインのオーディション。

 

これは、バンドからお金を搾り取るパターンです。

どういうことか説明しますね。

 

忘れちゃいけないのでもう一度・・・。

いいですか?

オーディションは「向こうが得しないとやらない」んです。

つまり、向こうが利益出るようにできてるんです。

 

じゃあ、いきます。

上の図を見て欲しい。

優勝したバンドには「豪華アメリカツアー!」「テレビ出演!」などなど、何かと得するような言葉ばかりが並べられるワケ。

これ、基本的にはトーナメント方式で行われることがほとんど。

 

まず1回戦を行う。

上図でいくと、8バンド出演のライブイベントが行われる。

ここで、8バンドからきっちり出演料なりノルマなり、お金を回収するワケ。

仮に、1バンドから4万円ノルマとして徴収したとしたら、このライブイベント1日で32万円の売り上げ。

ライブハウスレンタル代を差っ引いてもおそらく20万は回収可能だろう。

 

その中で4バンドが生き残った。

そしたら今度は4バンドで行われるライブイベントが開催される。

今度は1バンドあたりのノルマが5万だとしよう。

当然20万の売り上げだ。

仮にここでもライブハウスレンタルが10万円かかったとしても、10万の利益。

 

そして決勝戦、ツーマンライブ。

ツーマンライブなので、ノルマは高額に設定される。

1バンドあたり、3000円の50人ノルマ・・・なんてこともありうる。

15万円×2バンド=30万円だ。

ここでもライブハウスレンタル代がかかったとしても、20万円の利益。

 

この3回戦までを合計すると、利益だけでも50万円の利益。

 

ここでさらなるカラクリが。

実は、この流れをさらに巧妙に広げて開催している。

 

どういうことかというと・・・。

 

1回戦のような8バンド出演のライブイベントを、10カ所とかで開催されるのだ。

で、各場所で3バンド選出されるようにする。

そうすると、30組のバンドが残る。

 

ここまでわかりますか??

 

じゃあ次いきます。

 

選ばれし30組は、2回戦へと進むワケだが、今度は5バンドとかで分かれて開催される。

つまり、6カ所の開催地があって、それぞれで2回戦が繰り広げられる。

それぞれの中から1バンドが選出。

ってことは、6カ所から1バンドずつ選ばれるので、6バンドに絞られる。

 

そして今度は3回戦。

3回戦は「スリーマン」と釘打って、高額ノルマを課せてくる。

そのライブイベントが2カ所で開催。

1カ所あたり1バンドを選出。

 

そして決勝。ツーマンライブだ。

 

・・・

 

 

もうおわかりだろう。

 

 

ここまで開催した時、イベンターの売り上げが何百万になっているだろうか??

その売り上げの中から、ほんの数十万円を、優勝バンドに使ってあげるだけ。

 

優勝バンドは約束通り「夢のステージ」に立つことはできても、別に立っただけでそこで集客できているワケもなく、経験をするだけ。

もちろん、経験することはいいことなんだが、今まで払った金額を考えてみろ…ということ。

 

なぜ地上波テレビに出られるのか?

では今度は、なぜ地上波テレビに出られるのか?ということについて。

これは実は簡単な話で、開催側がテレビ枠を買い取ることができるから。

(とはいっても基本的には法人しか買えません)

 

ここで1つ落とし穴。

 

「地上波テレビ」と言ったところで、あなたが想像しているようなテレビ番組に出られるワケがない。

アメ◯ーークみたいな高視聴率を叩き出しているような番組を想像してはいけない。

出られるのは、千葉テレビやTOKYO MXなどの深夜枠だ。

こういう深夜枠は、正直個人でも買えてしまうほどの金額で、1枠を買うことができてしまう。

 

別にこれらのテレビ局がダメだと言っているワケではない。

もちろん、立派な地上波ではあるので、「テレビに出たよ!」という実績を作りたければ十分。

 

しかし・・・

 

そんなテレビ誰が見るんだよ!っていうハナシなんですわ。

ここが最大の落とし穴。

 

ちょっと想像してください。

 

「優勝バンドは、地上波テレビの出演が決定!」

というのと・・・。

「優勝バンドは、〇〇テレビの深夜枠に出演決定!」

 

どっちが響きがいいだろうか??

 

いうまでもないよね。

 

こういうことです。

 

オーディションに出ずに有名になる方法とは?

ここまで読んだあなたは、オーディションというものがいかにして巧妙に作られているか、わかったと思う。

じゃあ、音楽で有名になるためにはどうしたらいいんだ??

という疑問も同時に沸き起こったはず。

 

それは、今の時代の“旬”に合わせた活動をしていくことが重要なのだ。

 

今の時代の“旬”って?

それは、あなたが日常触れているものを考えればいい。

何を一番多く触れているだろうか?

何に一番時間を割いているだろうか?

8割以上は、「スマホ」だ。

 

じゃあ、そのスマホで何をしているだろう??

 

いうまでもなく、インターネットを使った何かをしているはず。

 

Twitterを見ている、あるいは投稿しているかもしれない。

Facebookを見て、友達がどんな料理食べて、どんな場所に遊びに行っているか見ているかもしれない。

はたまた、自分が食べた料理をアップして自慢しているかもしれない。

Instagramを見て、インスタ映えする写真を眺めたり、自分の画像を一生懸命“インスタ映え”させているかもしれない。

YouTubeを開いて、見たい動画を検索しているかもしれない。

スマホのゲームアプリを開いて、ゲームしているかもしれない。

 

こういうことなのだよ。

ほとんどの人は、スマホで自分の好きなことをやっているワケ。

 

そんな時代に、たかだかいちインディーズバンドが出演する深夜番組なんかを楽しみに見る人なんか、残念ながら皆無に等しい。

 

まとめ

ここまで読んでくれたら、完全にお分かりだと思う。

 

だから、「地上波テレビに出れる」という謳い文句にだまされちゃいけないのだ。

「テレビに出たことある」という実績は、決して無いよりはあったほうがいいのは間違いない。

しかし、その実績をつくるためだけに、膨大な労力と金額を使ってしまうのは費用対効果があまりに悪すぎる。

 

そんなヒマがあるなら、YouTube動画の再生回数を上げるために戦略を練ったり、ライブでがっつり動員を集めるためにしっかり戦略を立てる時間に当ててもらいたい。

 

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ライター紹介 ライター一覧

雷僧(らいぞう)

雷僧(らいぞう)

ロックギタープレイヤー。
mellowsgardenというバンドでメジャーデビュー。
バンド解散後、サポートミュージシャン、ギター講師、プロデューサーとして活動。
映画やドラマのOP、EDテーマを手がけた実績を持つ。
インターネットを使った「好きなことを仕事にする」をテーマに
ブログ、メルマガで情報発信をしている。

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