いつも先生がアンプのセッティングをしてくれてたし、
私はただ音を鳴らすだけだったの!
いざ一人でアンプを操作しようとしてもチンプンカンプン・・・。
スタジオのアンプってどうやってセッティングしたらいいの??
こんな悩みに答えたい。
ギターの音作りが劇的に変わるエフェクターとアンプの設定方法
ズバリ、「歪ませすぎない。」コレだけですべて解決する!
具体的に言うとこの流れでOK。
おすすめのアンプセッティング方法
- とりあえずクリーンの状態で音が鳴るようにアンプをセット。
- TREBLE〜BASSまでは最初はオール5。
- そこから好みの音になるように5から上げ下げしましょう。
(この段階でも音はクリーンで作る)
好みの音が決まったら以下。 - アンプで歪ませる場合はアンプのVolは5以上で結構デカめにした状態でGAINを徐々に上げていく。
- エフェクターで歪ませる場合は先ほど作ったクリーンの音を基準に、
・エフェクターON時→クリーンより若干ボリュームが大きい程度にVolを調整。
・歪みON/OFFの音量調整ができたら、GAINを徐々に上げて好みの歪みに設定。
(この際、歪ませるほど音量もデカくなるため、その都度音量を調整)
いや、つまづくどころか、気絶するほど大転倒でしたよwww
まず気づかせてくれるのは、バンドメンバー、次にライブハウス。
なので、結構実践ありきなことだったりもします。
要するに、コレ!っていう正解が基本的にはないので、必ずしもあなたのバンドサウンドに効果的かどうかまではわかんないよ!ってことですね。
ただ・・・。
って聞かれて、最も多く回答した内容はこれです。
歪ませすぎない。
具体的に解説していきます!
ギター初心者は「家で音を出す」から失敗する。
当時のぼくみたいにバンドを、ライブを全然やってきてない人っていうのは、基本的に自宅で小さなアンプで音を出して練習をしているはず。
ですよね??
そして最たる原因がそのセッティングのまま、スタジオでもライブでも挑んでしまうというワケ。
だって、基本的に小さなアンプでは、MASTERをほとんど上げていないはずなんですね。
その状態で、弾いてて気持ちよいレベルまで歪ませていると、
MASTERボリュームは1とか2のままでGAINでボリュームを上げているような行為に及んでいるのです。
スタジオと家での音の違いとは?
さて、MASTERがほとんど上がってない状態で気持ちよく歪んでるという状態ってのは、音の芯が全然なくって、シャリッシャリな音なんですよw
その状態で実際にスタジオで爆音で音を出すと・・・。
「ショオオォォオォォオォーーーーー・・・。」
っていう、ほっそい音で何弾いてるか分からないような音が鳴るわけww
しかもハウリングが止まらない・・・。
ピーピー言って、世界一迷惑なギタリストになるという・・・(笑)
あなたもコレで悩んでいるはずです(笑)
では・・・どうやったらまともな音が出るの???
どうやったらいい感じの音が出るんだぁーー!!!泣
と…、こうやってまずつまづくはずなんですよね!
そしてライブをやっていくうちにライブハウスから、メンバーから、様々な人から・・・。
もっと太い音を出したほうがいいよ!w
とか言われるワケ。
しかし、「太い音」とか「抜ける音」とか言われたって、意味がわからない。
そんなこんなでライブハウスの人や、メンバーからアドバイスをもらったりして出した音は、自分が思い描いている音とは全くの別次元。
それは、僕にとっては良い意味では決してない。
こんなに歪んでない音でやるの??
いやいやいや・・・え?もっとヘヴィな音でやりたいんだけど・・・
こんな調子で、理想の音と、現実の推奨される音のギャップが発生。
これ、あなたは経験ありませんか??
たいがい通る道なんですよね。
ようするに、スタジオ、ライブでプロが出している歪んだイカした音ってのは、思いの外歪んでいないという事実。
そのセッティングで初めて音作りをして、とてつもないギャップを味わうワケ。
しかし、上手い人が弾けば全然歪むんです。
つまり、いい感じの音が出ない最大の原因は、自宅で「シュオォォォォオオォーー」っていう音でしか練習してきていないから、弦を弾くタッチが弱すぎるんです。
こうなる理由はいたって単純。
大して弦を弾(はじ)いていなくても、歪んでカッコイイ音が自宅では出てしまっているから。
実際の音でいざギターを弾いてみると・・・。
もう、弾けない弾けない・・・涙。
ミストーンの連発!!
ソロなんて目も当てられない。
こうやって、自分が勝手に描いていた「おれギターうめぇぜ!」といった化けの皮がどんどんはがれて、どんどん井の中の蛙っぷりを自覚し始めて、どんどん凹んでいくモードに突入します。
歪んでいない音を歪ませる方法
では!!
ここからは、歪んでいない音を歪ませる方法をお伝えしていきます。
ってことは、弦へのタッチを強くしていく必要があるワケよ。
ってことで・・・。
①歪ませずにギターを弾く
これをガマンしてやってみてください!
いきなりすっとんきょうなことを言うかもしれませんが、
まず自宅では極力歪ませずにギターを弾く!
これを心がけて欲しいんです。
なぜか?
単純に、どこが弾けていてどこが弾けていないのかがよくわかるからです。
よくこんな話を聞きませんか?
「安い通販ギターみたいなギターをエリッククラプトンが弾けば、エリッククラプトンの音が鳴る。」
・・・みたいな(笑)
実は、マジでその通りなんです。
これは、弦を弾くときのタッチ、いわゆるピッキングですね。
それがやっぱり人それぞれだからなんです。
それが顕著にわかる方法が、「極力歪ませずに弾く」ということ。
ここを是非、頭のどこかにしまっておいてください。
次に、これ。
②抑揚を心がけて弾いてみる
これはどういうことか?と言うと・・・。
例えばあなたがブリッジミュートをしながらズンズンズンズン、、っていう
歪んだ音で刻む感じのフレーズを弾きたいとする。
抑揚がつけられない人ってのは、こういう状態。
「ズンズンズンズン、ズンズンズンズン・・・。」
っていう感じです。
しかし本当は、こうなのだ。
ズンズンズンズン、ズンズンズンズン
フォントのデカさ=強弱だと思ってください。
こんな具合で弾かないと、グルーヴが生まれないんです。
これが歪みすぎた音で練習してしまうと、強弱がわかんないんですよ。
見事に歪みでかき消されて、強弱もクソもあったもんじゃなくなる、というワケ。
これも、歪ませすぎずに弾いて、実際に強弱をつけて弾いてみてください。
ギターを弾くにはちゃんと弦を振動させるパワーが必要
歪んだままギターを弾くと、大して手に力を入れなくてもギターが気持ちよく鳴ってくれるような錯覚を起こす。
しかし、歪みを取っ払ってみたら・・・どうですか?
弦がちゃんと響いていないから、いい音が鳴らないんです。
あ、かといって、「力んで弾け」ということでもないんです。
このクロワッサン野郎!!!
・・・ということになります。
いいですか?
力んで弾くと、意外に弦が響きません。
ブリッジミュートのズンズンズンっていうフレーズも、結局のところはストローク。
ってことで、ストロークの解説動画を載せておきます。
基本的にはこれと同じ原理。
手首の振りが弦を響かせるということ。
それを意識してブリッジに手首を固定!
そして、手首でスナップを効かせて弦を弾いてみましょう!
これだけで、あなたのズンズンズンというフレーズは劇的にカッコよくなりますよ!
絶対覚えておいてほしい歪み系エフェクターのセッティング!
まず覚えておいてほしいのが、ボリュームは必ずアンプで上げること。
そして、以下の順番でエフェクターのツマミを作っていこう!
前提として、歪みのツマミ=GAINは4〜5くらいに設定しておいてください。
- アンプで作ったクリーンサウンドを思い切りジャラーン!と鳴らす。
- その音が鳴っているときに歪みエフェクターをON。
- クリーンサウンドと歪みの音量差を確認する。
- クリーンサウンドよりも少し音量が大きいレベルまでエフェクターのMASTER(ボリューム)を上げ下げして設定する。
- そのあとに、歪みの量を調整する。(基準としてはコードをアルペジオで弾いた時にちゃんと弦の響きが聞き取れるくらいがベター)
- 歪みを下げた場合、ボリュームも一緒に下がるので、4番目を繰り返す
こんな感じですね!
ではでは!
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