こんにちは!雷僧です。
いや〜〜早いモンですな。
もう11月だよおぉーい!
ついこないだ正月で、ついこないだ花粉症に見舞われて、ついこないだ夏の暑さにやられて、ついこないだ秋の黄昏に浸る間もなく冬が来た・・・と思ってたら、もう冬ですよ。
11月1日に僕がサポートで参加させていただいている、ザ・ナイトフライヤー、略してナイフラのライブがありました。
そこで思ったことを綴っていきたい。
この日の出演アーティスト
ヘブンズロックさいたま新都心で演るのは初めてだった。
やはり気になったのは出演バンド。
この日は、とあるプロダクション様の企画とのこと。
(あえて出演アーティストの名前は出しません。)
(プロダクション様の名前も出しません。)
ナイフラもプロダクションの目に止まり、お声がけくださったというワケ。
さてさて蓋を開けてみよう。
15時半に入りだったのだが、僕は車で15時前には到着。
こんな場所です、ヘブンズロックさいたま新都心。
ステージに入ると、プロダクションの方と思われる人がすでにスタンバイしてらっしゃる。
んで、V系寄りの外観をされた子達がちらほら。
雷僧
「あ、今日はV系の日だったんかね??」
なんて思いつつ、ちょっとワクワクしながらリハを待つ。
あれれれ・・・?
なんか、みんなソロだぞ?!
ソロボーカルが変わり代わり歌ってて、バックバンドはサポートバンドっぽい感じの子達。
(このサポートの子達はいったい何曲演るんだろう・・・汗)
完全にバンドバンドしてんのは、実はナイフラくらいだったという事実。
正味6〜7組くらいいたんじゃなかろうか。
んでもってだよ。
ナイフラはそのプロダクション様には所属しているワケではなく、あくまで外部から呼ばれてやってきました的な、若干のアウェイ感の中、リハを行っていくワケです。
全組のリハも終わり、顔合わせ。
改めて、プロダクションのディレクター(?)さんからご挨拶。
出演アーティストを紹介していく。
「はい!今日も1日よろしくお願いしまーす!」
「それではっ!1組目から紹介していきまーす」
「1組目!〇〇さん!」
ぱちぱちぱt・・・
(鳴らない方がいいくらいの拍手の数と音量)
(おぉーー・・・この感じめっちゃ懐かしい。)
ナイフラも紹介され、鳴らなくてよかった拍手も巻き起こり、顔合わせも終わり、フリータイム突入。
僕は、サポートドラムのだいちゃんと、その奥さんとジョナサンへ打ち合わせ。
いざライブ本番。
ジョナサンで、おれらがジョサさんなのか、ジョナサンがジョナなのか、わからないくらいジョナサンを満喫し、ちょっと焦り気味でライブハウスへ戻る三人。
・・・と、帰ってみればまだまだナイフラの出番は先の先。
客席を見渡してみると・・・。
動員ほぼ皆無。
あっちゃぁあぁぁぁーーーー・・・。
ついに来ちまった。
懐かしいけど、あんまり思い出したくない日のライブや。
そんなことを思いつつ、ナイフラの出番まで対バンさんのライブを観て楽しんでました。
んでね、ちょっとナイフラのライブレポとかの前に重要なことを1つ。
動員数と課せられているであろうノルマについて
ちょっと真剣に想像してみてほしい。
大前提に言っておきたいのが、プロダクションも動員数の少なさも、ライブのクオリティも否定するつもりではないのだ。
プロダクション主催のライブイベントなワケ。この日はね。
プロダクション=会社。
少なからず収益をあげなければやる意味がない。
そこにきて、所属出演アーティストの動員数は目を覆わざるをえない状況。
いわゆるオオヤケドというやつだ。
で、、そこでノルマが発生していないワケがない。
つまるところ、所属アーティストさんはこの日のライブでノルマをほぼ全額負担している計算になる。
この日のチケット代金は2,500円だった。
順当に考えると、2,500円×10枚あたりが、所属アーティストに課せられたノルマなんじゃなかろうか??
まあ、2,5000円分を払ったとしよう。
25,000円に相当する価値のあるライブなのか?
ここなのだよ。僕が一番疑問符だったのは。
ソロなのはいい。
しかし、ライブ本番の演奏時間が極端に少ないアーティストもいた。
2曲歌って終わり、っていうアーティストも。
持ち曲が2曲しかないんだったら、そもそもライブに出るべきじゃないし。。
だから、ライブというより、本当にただただ曲を歌っては退場して、また次のアーティストが来て、歌っては帰って・・・という印象が拭えない。
果たして、アーティスト自身こんなライブ、いや発表会に近い。
そんな1日でよかったのか????
それともたまたま動員が少なくて、たまたまライブの流れがよくなかったのか??
いやいやいやいや・・・!
普通、そんな「たまたま」が連鎖することはないのだ!
やはり、普段からこんな感じのライブをやっているのであろう・・・。
そこにきて、毎回ノルマが2万超えなのか?!
いよいよ疑問符が「?」から「?!」に変わり、ネットでちょいちょい評判を調べてみた。
やはりトップにあがってくるのが、これ。
「なんか実力見たいからライブ出てくれと言われ毎回2万くらい払わされるんですが悪質な事務所ですか? 知ってる人いたら教えてください」
引用:5ちゃんねる
こんな感じの書き込みがされてるワケ。
あっちゃああぁあぁーーー・・・。
(二回目)
ここで確実に言えるのは、プロダクションは儲けは出ているものの、アーティスト側の満足度は決して高くはないだろうということ。
これが続くとどうなるか?
本来は良いプロダクションだったとしても、上述した通り悪評がつきかねない。
要は、ビジネスにおいて価値と価値の物々交換ができていないことになる。
つまり、ビジネスとして考えた時、この場合はプロダクションにとってアーティスト=顧客になる。
じゃあ顧客満足ということでいったら、決して満足度は高くないんじゃなかろうか??
じゃあ、そんなライブばっかやって、なんか意味あんのか??
・・というのが、とーーっても気になったのですわ。
アーティストがお客っていう勘違い
最終的に言いたいのはコレ。
バンドの「お客様化」を止めればライブは100倍良くなる!という記事でも書いてるけど、
ライブハウスもバンドがお客になっちゃってる。
ライブノルマ分をバンドからいただくことで運営しているということ。
また、プロダクションも所属者がお客になっちゃってる。
プロダクション主催のイベントに出演させて、ノルマで運営しているということ。
本来お客って、「お客」であって、バンドや所属タレントのファンがお客になるはずなんだよね。
その真のお客を集めることができないために、アーティスト、タレント自身がお客様化してしまう。。
じゃあお客さんを集める方法を教えてあげたらいいんじゃね?
ってことなんだわさ!!
これができれば全部うまくいく!!
具体的にどうしたらいいのか?
どうやったらファンはつくのか?
それを、プロダクションが教えてあげればいいのに。
そもそもライブっていうものの組み立て方とかも教えてあげるべき。
2曲とかでライブ出させちゃあかんてw
あーーあとあれだ!
コンセプトもちゃんと方向性を示してあげるべき。
めっちゃV系でイケメンな男の子が、ビーイング系一直線の歌をビジュりながら歌ってたけど、やっぱりちょっと微妙だったぞ?笑
あと、めっちゃパンクを推進しまくってる女の子がいたけど、見た目がただのアイドルだったし。。
プロフィールに、「半端なライブをやるくらいならその場で死んでやる」的な感じで書いてあって、なかなかかっこいい感じだけど、残念ながらこの日が命日になりかねないライブだった。
まあでも、そこは本人の気持ちが一番大事。
見る側の意見ではない。
常に全力、常に全身全霊ならいい。
しかしパンクを知らないバックバンドの前で歌うと、とんでもないケミストリーを生んでしまうワケで・・・。
パンクならこれを見るべき。
まとめ
なんつーか、プロダクションもライブハウスも、アーティストと共に成長していかないと、アーティストからお金をいただかざるを得なくなる。
そして実際に集客方法を学ぶ努力をしてこないアーティストがほとんど。
つまり、アーティスト自体に本気度が足りないってのも一理ある。
アーティスト自体が活動方法がわからないってのも一理ある。
なんにせよ、この負の無限ループを解消するべきですわ。
上述した評判に関する内容で「実力が見たいから」ライブをやってもらう。
なら、そこにノルマは本来発生しないんだけどねwwwww
もっというと、実力を見て、「このバンドはイイ!!」ってなって、
「うちのプロダクションに来ないか?」
ドヤッ
って言われても、所属アーティストがあんな具合じゃ、所属しないっしょwww
プロダクションが「ダメ」とは言わないが、悪質な事務所はマジでクソほど存在する。
そういったところと同じに見られないようにアーティスト育成をがんばって欲しいなぁと感じた1日でした!(´ω`)
ではでは!
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じゃあ、らいぞうの言う集客方法ってなんなんだよ!
ここまで言うんだからなんか教えてくれよ!
っていう人もいるだろう。
知りたい人はこちらまで。
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