こんにちは!雷僧です。
僕は高校に入って、そこからギターをはじめたんですけど、
やっぱり人って何かきっかけがあって、何かを始めると思うんです。
当然僕も、きっかけは「高校に進学したから」というものです。
要するに、
女子にモテる男子になりたかった
だけなのでしょう。
今思えば絶対そうだ。
それともう一つ、とあるマンガを読んでたんですよ。
『DESPERADO(デスペラード)』
これがね、とにかく共感を呼ぶんですよ。
毎回毎回自分とダブらせて読むと、めちゃくちゃギターをやりたくなるわけw
これが、ぼくの中のもうひとつのきっかけ。
ちなみに、ぼくの中学時代はね、暗黒時代だったんですよ。
まず、ギターなんかとは程遠く、ゲーム好きが高じてゲーセンに入りびたるんです。
で、、
何も知らずに夜にゲーセンに行ってカツアゲされてみたり、
格闘ゲームでほぼハメ技で勝ったら、相手が怖そうな先輩で、そのままトイレにご一緒させられたり、
似た者同士の同級生と「ナンパしようぜ♪」とかほざいて池袋に行ったら、ヤンキーにナンパされたり、
とにかく雑魚でしたwww
見た目も、中途半端に流行を追いかけた結果、痛々しいほどキケンなバランス。
もう、目も当てられない感じでした。
当然女子になんか相手にされるわけがありません。
女子には空気のような存在!的なグループっているじゃないですか?w
まさにそんな奴らでかたまっていました。
ちょっと、、ごめん。
話がだいぶ脱線してきたんだが、書いてて面白くなってきたので書かせて欲しい。
んで、、
中学3年にたまたまクラスが同じで、たまたま隣の席にいた女子。
この人がナゼか普通にぼくに話しかけてくれるわけです。
当時のぼくは余裕で勘違いを起こします。
まあでも、そうやって恋愛に発展するのはよくある話かもしれないが、、w
まあ、結果的にはフラれたんですけどね。
で、高校に進学するわけです。
なんとかしなければ!
青春だぜ?!高校って!!
と、ひとりで異様に悶々とした気持ちになっていたのを憶えていますw
そこで、当時マガジンを読んでいたときに始まった連載マンガが、、、
『DESPERADO』
(引用元:http://ongakumanga.web.fc2.com/desperado4.htm)
この、椎名くんという主人公が、パッとしない暗い感じの高校生なんですよ。
そんな椎名くんがギターに出会って、大きく成長していくストーリーっていう感じかな。
この文だけ読むと、あるあるなストーリーですが、とにかくアツいんです。
いちいちアツいんですよね。
たぶんそれが、当時の「ギターやりたい高校生」というニッチなターゲットには、
深く刺さったんじゃなかろうかと。。
主人公に超絶に共感
まず椎名くんのキャラ設定が、当時のぼくに極めて近いわけです。
しかも当時自分も高校生というタイミング。。
パッとしない、いわゆる冴えない高校生っていう感じ。
(↑ここだけね!ぼくが似ていたところは。)
そんな椎名くんは、ぼくと違って洋楽が大好きでした。
椎名くんのクラスはJ−POPが流行っていたみたいで、全く話題に入れないんです。
女子にカラオケに誘われても、横からムカつく男子が
「椎名はどうせ行かないよ」
なんて言うもんだから、椎名くんも、
「あぁ、行かねぇよ」
と、キザっぽく答えてるけど、ここはカッコつけるところじゃなかったりする。
そんな帰り道に楽器屋にふらっと立ち寄って、隅っこに置かれたメーカーもわかんないようなギターに
「まるでおれみたいだ」という謎の勘違いから一目惚れし、貯金をはたいて(?)ギターを手にするわけです。
ほんとね、当時ぼくも「高校で自分を変えたい」と思ってモヤモヤしていたときにこのマンガです。
自分で言うのもあれですが、感情移入が結構ひどいタイプだったんですよw
なんでギター買ったんだろ??って今でも思うことがあったりしますが、
きっと椎名くんに続きたかったのでしょうw
謎の転校生
上述の画像の、
「痛くてもやれよ」
と、スパルタな発言をしている彼が、謎の転校生、黒須くんです。
無口でイケメンで、謎めいた感じで、妙に女子にモテるという、
スラムダンクでいえば流川なポジションですね。
椎名くんがギターを買って、練習し始めるわけだけど、全く弾けない。
(↑ここもクソ共感するわけですよ。)
そして椎名くんは、いじめっ子にギターを始めたことを知られ、
文化祭でライブやってみせろよ!www
みたいにイジられる。
すると、弾けもしないのにまたカッコつけて、
「いいよ、出てやるよ!」
と、こういうところが自分を追い込む秘訣なんですよね。
そこで、黒須くんがギターを弾くことを知り、黒須くんにギターを教わりつつ、
一緒に学園祭に出演する、、という流れ。
椎名くんが味わった衝動
これこそ、「初めて人前で演奏するという感動」でしょう!
ぼく自身も、LUNA SEAのコピバンで初ライブをやったとき、
一生忘れられないテンションでした。
ライブの楽しさを知ってしまって、椎名くんは黒須くんとバンドを続けることになったんです。
このへんも、ガッツリ心を持っていかれますw
だって、同じくしてぼくもギターが弾けないし、ライブもやったことないわけ。
言うなれば、椎名くんが自分より一歩だけ先を行き始めたわけですよ。
そうなるとどういうことになるか?というと、、
自分より一歩先に行っている人間が、こういう行動をして、結果どういうことになるか?
っていうことを知りたくなるわけですよ。
それが連載マンガとして教えてくれるわけだから、やっぱ共感しちゃうんですよね。
もちろん、とはいっても「マンガ」なので、現実はそううまくいくもんでもない、、
ということはわかっていても、「こうなりたい」という欲求の方が勝ってしまうわけです。
これ、人間の潜在的な心理ですね。
傷だらけのレスポール
(引用元:http://blog.tryaina.jp/entry/2015/06/22/053703)
黒須くんが持っているギターです。
せめてネックはなんとかしようぜと言いたくなってしまうんだが、そこはご愛嬌。。
超ワケあり感がハンパないじゃないですかw
しかもみんなが知ってる「レスポール」という名前。
このへんが、興味生を引き立たせるんですよね。
黒須くんがギターに出会ったきっかけとなる友人がヤクザに絡まれてフルボッコに遭うんですよ。
その時、たまたま持っていたギターまでもが犠牲になってしまい、かつ友人は入院してギターが弾けなくなっちゃうんですよね。
その形見的な感じなんでしょう、黒須くんはこのギターを弾くんです。
椎名くんと黒須くんのバンド活動
二人が弾くギターがわかったところで、、、
女性ボーカルをみつけて、3人でバンド活動を始めていって、
目標としているライブハウスに出演するんですよ。
まあそこでも色々あるわけですが、
万単位の文字数が必要になりそうなので、割愛させてください。
目標が定まってると、やっぱりそこに向かって全員で動くので、達成率は非常に高いんですよ。
バンド活動はビジネスと同じ?◯◯を決めると活動が加速する!という記事でも書きましたが、
目標、締め切り、そういうものは必ず決めないと、何事もうまくいきません。
だから、あなたがライブをやりたいなら、いつまでにライブをやるのか?
あなたがバンドを組みたいなら、いつまでにメンバーを探し終わるのか?
こういった締め切りが必要です。
これがないと、いつまでもメンバーを探し続けますし、
いつまでも変わらないリハ生活を送り続けることになります。
とにかく、アツいマンガなんです。
(引用元:http://ongakumanga.web.fc2.com/desperado4.htm)
ほんと、ひとつひとつのセリフがアツいんです。
高校生、中学生といった、青春時代だからこそ通用した内容だったのかもしれません。
わかりやすく、アツいんですよね。
ちなみにこの画像のシーンはこうです。
目標としていたライブハウスでライブをやり、
高校を卒業して、黒須くんはいきなり渡米w
椎名くんはバイトしながらバンドマン。
よくありがちな「主題歌オーディション」みたいなのに合格して、
椎名バンドがテレビ局でオーディションをやるんですよ。
しかしこれが出来レースという、、w
有名俳優の二代目がボーカルをやっているバンドが、
金とコネをコッテコテに使い倒して優勝するという、
今でも十分通用しすぎる内容のオーディション結果なわけです。笑
なのに、、画像の通り、
審査員が椎名バンドのアツい魂(ソウル)に胸を打たれて、
逆転優勝をする、、、という結果。
ここらへんはさすがマンガといったところかもしれない。
実際にこれをやったら、この審査員のせいで番組がオジャンになるから、
きっと賠償責任レベルの問題でしょうw
まとめ
まとめるわけではないんだけど、、
このオーディションが終わって、マンガも終わってしまうんですが、、
もっともっと評価されてもいいと思うマンガです。
実際にぼく以外でもデスペラードを愛読していたギタリストは何人もいましたしw
きっかけを与えてくれて、
行動するという勇気も与えてくれて、
マンガとしても良い意味でアツく、共感しやすい。
もう、普通には買えないので、
もし、どこかで売っていたらぜひ買ってみてくださいねd(ゝ∀・*)
ではでは!
コメント
コメント一覧 (3件)
[…] デスペラードを詳しく知りたい方は、「ギター初心者に読んで欲しいマンガ「DESPERADO」を読んでくださいねd(ゝ∀・*) […]
[…] ギター初心者に読んで欲しいマンガ「DESPERADO」という記事でも書いた通り、 […]
[…] (詳しくは、「ギター初心者に読んで欲しいマンガ「DESPERADO」こちらを読んでくださいね。) […]