こんにちは。
雷僧です。
2017年になってもう2月ですよ、早いもんです。
Facebookではすでに書きましたが、元旦になった途端に、
「今年は今までで一番最高の一年にしたいと思います!!!」
みたいな。そんなタイムラインがモリモリ出てくるわけです。
お前のそのモチベーションはどこからくるんだよ!
そしてそんなの2月にもなれば忘れてるだろ!
という思いが強く、私は今年も抱負は特に言いませんでした。w
タイムラインで偉そうに書いてる人ほど行動しないだろ??って思います。
しかし、こちらではちゃんと書こうかなと。
ギターの話と、ビジネスの話になります。
ゴホンッ!
ではいきます。
あなたから見える「ビジネス」って?
バンド活動だってビジネスですし、
ライブハウスだってビジネスです。
もちろん普段働いている職場だってビジネスですし、
Amazonや楽天みたいな通販サイトだって、ビジネスです。
多分、バンドって考えた時は仕事としてやってるつもりでも、
仕事っていう感覚じゃないと思うんです。
ライブやる時や曲作る時、金儲けの脳みそでやったり作ったりしないですよね?
もちろん音楽の、ロックの本質って金儲けなんかじゃありません。
あまりに良い曲でCDというものをみんながこぞって買えば、
それがたまたまビジネスとして成立するだけ、だと思っています。
しかし、このご時世そんなキレイごとは一切通用しませんよね。
バンドマンだって食っていかなきゃならない。
ライブハウスだって食っていかなきゃならない。
お客さんだって食っていかなきゃならない。
じゃあ、ビジネスと一括りにしたとき、
あやしいビジネスも出てくるでしょう。
ネットワークビジネスとか、投資案件とか。
ちゃんとビジネスとして成立するものだけど、
普段関わりがなさすぎていまいち信ぴょう性がなくって、
あやしく思ってしまいますよね。
いいですか?
バンド活動もビジネスなんです。
「◯◯さんって何やってる人なの?」
A「おれはバンドマンで日々ライブやったり曲作ったりしてます」
B「音楽関係のビジネスをしています」
さて、、
どっちがバンドマンっぽいですか?
言うまでもなくAですよねw
でも、実態はAもBも同じ人で同じ活動だとしたら?
っていうことなんですよ。
あなたがインディーズバンドとして活動していて、やけに金がなくなる日々だなぁと
思っているのなら、
Aの考え方でしかなくて、Bという考えは無いんです。
だから、ライブやってもCD作っても売れないんです。
バンドをビジネスとして成立させる方法
ビジネスって、価値と価値の物々交換ですよね。
いい音楽を聴かせる代わりに、投げ銭をもらう、みたいな。
あなたの価値、すなわちあなたのバンドの価値。
ライブ、曲、歌詞、メロディー、あなたのバンドの音楽の隅々まで、価値です。
じゃあその価値っておいくら万円ですかね??
それを自分で決めないうちは、
あなたがスーパー行って、店員に「この玉子いくら?」と聞いて、
「いやぁ〜〜、わかんないっすね!w」
って言われてるのと同じことです。
かといって、
「おれのバンドはよぉ、どこの誰よりもカッコイイからおれらのライブの価値なんて10万はするぜ!」
って誇大に言い過ぎてもダメですよw
その意気込みが大事だと思うけど、10万払わせて満足させられるライブじゃないと詐欺ですからwww
またまた
「私のバンドは愛を伝えてるの。そしてライブでは愛が溢れてるの。
愛に値段なんかつけられないわっ」
みたいな戯言で値段決めないスタンスも勘弁してください。
あなたのバンドの客観的価格とは?
簡単に言えば、
お客さんがいくら支払ってあなたのライブを見るか?
ですよね?
ってことは、
ライブハウスのチケット代が、あなたのバンドの価値として、
お客さんは認識している、ということ。
誤解を招くので先に言っておきますが、
あなたのバンド自身が決めた価格=チケット代ではなくって、
あなたのバンドのライブを客観的に決められている価格ってことですね。
それはライブハウスによって違うわけです。
もちろん安いチケット代では客観的には安いバンドという印象。
東京ドームでやろうもんなら、「えっ!すごいバンドなんじゃないの?」ってなりますよね。
あとは、CDとかもそうです。
シングルで1枚500円とかで売るバンドもいれば、きっちり1000円で売るバンドもいます。
これも、別にどれが正解とかはないです。
あなたのバンドが決めた価格が、その商品の価値です。
と、まあそういうことです、あなたのバンドの「商品」の価格ってのは。
それをまずは決めないと話にならないってことです。
あなたのバンドの商品をどうやって売るのか?
ここです。
ほとんどのバンドは、
商品を作ることしかやってなくて、誰に売るか?
という、いわゆる「集客」をやってないんです。
よくいませんか?
バンドの商品だけにはめちゃくちゃ自信を持っていて、
ライブだけやり続けていれば、いつか事務所から声がかかる!
とか、
いい曲を作っていれば、いつかわかる人が現れる。
そしていつの間にか広まっていって、メジャーデビューするんだ!
とか。。
私もコレ書いていて耳が痛いです。
昔はモロにこんな思考でしたからww
違うんですって!
申し訳ないけど、そういう考えではお客さんは一切集まりません。
スタートに戻って、じゃああなたの商品がある。
それを売る。それがビジネスなわけですよ。
ってことは、
あなたの商品を買いたいと思っている人を集めることが重要ってことです。
かといって、
見ず知らずの人にいきなり商品を売りつけるわけにもいきません。
あなたが街歩いてて、いきなり知らないオッサンに声をかけられて、
「この商品めっちゃくちゃイイですよ!買えばわかります!買いませんか??」
なんて言われてみなさいよ。
500%買わないでしょう??w
でも、実はあなたも含めて
インディーズバンドっていうのは、これをやってしまってるんですよ。
TwitterとかFacebookとか、そういうSNSで知り合ったばかりの人に、
ライブ告知のコピペメッセなんか送ったりしてませんか??
この行動こそが、オッサンから物を売りつけられているのと同じことなんです。
じゃあ具体的にどうすれば買いたいと思ってくれるのか?
これは、あなたが商品を買う時のことを考えればわかると思います。
そしてこれは覚えておいて欲しいんですが、
何を買うか?
ではなくって、
誰から買うか?
なんですよ、お客さんってのは。
もちろん買いたいものじゃないと買いませんけど、
同じ商品だったら、買う「人」で選ぶわけです。
だから、ライブ告知も一緒。
どのライブを観るか?というよりは、
誰のライブを観たいか?ということが重要。
つまるところ、
あなたのバンドのファンを集めることをしないといけません。
ファンの増やし方とは?
これは、あなたがファンになっているアーティストを想像してみてください。
もちろん、その人たちを同じことをやれと言われても無理ですよね。
地上波なんかにはなかなか出れませんし、新聞や雑誌にもなかなか載りません。
そういう部分ではなく、
そのアーティストをどういう入り口でファンになったか?を考えてみる。
ドラマの主題歌とかで頻繁に曲を聴いていたり、
何かとテレビでよく見かけていたり、
雑誌でちょくちょく載っているのを見かけたり、
そういう入り口からアーティストのことを知っていったはずなんですよ。
つまり、
頻繁にそのアーティストを見て、気になって曲を聴いて、映像でライブなんかを観て、
だんだん好きになっていった
感じじゃないですか?
これだったら、あなたもできそうじゃないですか?
頻繁に顔を出す。
頻繁に曲を聴かす。
これを無償で提供していくんです。
つまり、あなたの無償の価値を提供するってことです。
それをされた人はどう思うか?
最初はあまり興味を示さないかもしれません。
が、
だんだんだんだん気になり始めます。
だんだんだんだんその価値を価値と感じてくれます。
そうすると、
「実際生でライブ見てみたいな」とか、
「この人の曲、欲しいな」とか、
そういう感情が湧いてくるんですよね。
そうすると、
「ライブとかやらないんですか?」っていうメッセージが来たりするんです。
ここまできたら、ライブをお誘いしたらかなりの高確率で来てくれますよね?
これが、集客です。
まとめ
バンド活動もビジネスっていうのはわかってくれたと思います。
ビジネスは、価値と価値の物々交換です。
あなたの価値は、音楽そのもの、ライブ、そういったもので、
お客さんがあなたにくれる価値は、対価として払ってくれるお金ということ。
価値と価値の物々交換ってことは、
・商品を作る
・商品を買いたい人を集める
・商品を売る
これだけですよね。
ほとんどのバンドは商品を作るだけしかやらないんです。
あとは、買いたい人を集めさえすれば、
ビジネスが成立するっていうことです。
買いたい人は、いきなり何もわからない商品は買いません。
だからこそ、
無償で自分たちをどんどん知らせてあげるんです。
その「自分たち」という音楽に、価値を感じてくれた人は、
「買いたい人」となって、あなたのライブ会場に足を運んでくれます。
ではでは!
コメント
コメント一覧 (5件)
[…] 「やれてそうでやれてない!バンドで生活をしていくために超必要な事」 […]
[…] やれてそうでやれてない!バンドで生活をしていくために超必要な事 […]
[…] これは、やれてそうでやれてない!バンドで生活していくために超必要なことという記事で詳しく書きましたんで、動員がまったくダメな人は読んでおいてください。 […]
[…] 「やれてそうでやれてない!バンドで生活していくために超必要な事」という記事でも詳しく書きましたが、 […]
[…] やれてそうでやれてない!バンドで生活をしていくために超必要な事 […]