こんにちは!雷僧です。
今日はマインド的なオハナシ。
ギター上手いですね!ではなく、
かっこよかったです!
と言われて初めて、ライブは成功と思ったほうがいい。
というのを、先日のナイフラさんのライブで痛感しました。
ちなみにナイフラさん、
6/18に新松戸のFIREBIRDというライブハウスでやってきました!
プロのギターとそうじゃないギターの違いがはっきりわかりました!
まあ、タイトル通りなんですが、、、。
プロ=上手いということではない
結構なんべんも書いてますが、こういうことです。
メジャーバンドだからといって、上手いわけじゃないのよ。
でも、ライブはすごく上手いんですよ。
なんとなく、言わんとしてること、わかりますかね??w
あなたもぼくも、ギターが上手くなりたくてシコシコと日々練習してるかと思います。
その練習って、どんな練習をしてますかね??
やれクロマチック練習だ、やれコードチェンジだ、やれリフ作りだ、
やれが続いてやれやれというくらい練習しているかもしれません。
根本的な話に一旦戻ってみましょ。
たぶんあなたも、メジャーデビューというか、バンドで、音楽で食って行きたくて、
本気で活動しているかと思うのですよ。
まあ、中にはこういう人もいるかもしれない。
Youtuberになりたくて、
みんなが度肝を抜くようなギターを弾いて再生回数を上げたい!とか、
発売されたばかりの楽曲を誰よりも先に弾いてアップしたい!とか。
Youtuberの場合は、結構トレンドが重要ですからね!
そういう人の場合はもしかしたら当てはまらないかもしれないけど、
バンドマンとして、いちギタリストとして輝きたい!
そういう夢を持って活動している人には、ぜひ伝えておきたいのがこの見出しである。
プロだからといって、必ずしも上手いってわけじゃないんですよね。
たぶんそれは、ぼくも散々いろんな記事で発信しているのでお分かりかと思います。
前回「フィンガリングに正解はない?!」という記事でメジャーアーティスト本人がアップしている
動画を紹介しました。
そこで書かれているコメントをみたり、
実際にぼくが体験したことだったり、
とにかくですね、ギターが上手いというのは決して褒め言葉にはならないということ。
それを言われて有頂天になっていたらあかんのです。
例えばこういうこと
イチロー選手に
「野球めっちゃ上手いっすね!!」
なんて言ったらどうなりますか???
絶対感じ悪くないですか??w
それこそ、SUGIZOさんに
「いや〜〜ギター上手いっすねぇ!!」
なんて、口が裂けても言えない・・・。
だって、上手いのは当たり前だったりするから。
そこじゃないのだ!
野球やってて、自分の魅せたいプレーとか、
ギター弾いてて、自分がもっとも魅せたいプレイとか、
そういうところが観客にドンピシャで伝わることが、
最高にうれしかったりするんですよ。
自分の狙ったところが相手に伝わるのがプロ
「プロ」ってやっぱり魅せれる人です。
上手い人で、ステージ映えしない人ってのは、
ステージで「弾いてるだけ」なんです。
自宅で弾いている状態をステージでやってるだけ。
逆に、ステージ映えする人ってのは、
ステージで「表現している」んです。
ライブならではの、自分を出してるんです。
この違い、、、わかります??
この違いこそが、エンターテイメントだと思うのです。
自宅やスタジオで、クッソ上手い人がいる。
ライブでも安定してクッソ上手い。
でも、存在感があんまりない。
フツーに突っ立って弾いてて、
顔は終始ネックとにらめっこ。
ギターの位置もなんか微妙。
足元のエフェクターにばかり踏んでてコサックダンスの如し。
こういうのは、スタジオミュージシャンならアリですが、
あなたがなりたいギタリストとはちょっと違うんじゃないかな?
ぼくは違います。
サポートミュージシャンとしても活動してますが、
やっぱりライブはライブ。
ギターの存在感は発揮したくなってしまう。
だからぼくは、根本的にサポーター的な役割はたぶん向いてないww
ソロで観客全員の目を集中させたり、
ある一箇所のギタープレイをここぞとばかりに鳴らして、観客をドキッとさせたり、
がんがん動き回ってパフォーマンスしていながらも、ギターがちゃんと鳴っているとか、
そういう部分が、観客は魅了されるんですよねd(ゝ∀・*)
しかし、
ギターオタクみたいな玄人があなたのステージを見りゃ、そりゃもちろんテクニックを見ますよ。
でも、あなたのバンドのファンは、決してそういうターゲット層ではないと思うんです。
あくまで一般の、いちリスナーとしてライブを楽しみに来る人こそがお客さんであって、
同じようなバンドマンがあなたのライブを見るなんてのは、
所詮対バンが付き合いでライブに見に来るのとイコールだったりする。
あ、でもあれですよ?
ぼくみたいな人間が、LUNA SEAとかを見るのは別ですよ?
この場合、完全に雲の上の存在的な人を見ているわけで、、。
ギターテクを見たいのではなく「あなた」に会いに来ているのです。
この勘違いが解消できれば、
あなたのファンはめっちゃ増えると思います(´ω`)
というのも、ぼくもLUNA SEAのライブを観に行ったときも、
別にテクニックをよ〜〜く見てるなんて瞬間は皆無です。
やっぱり、「ステージにいるメンバー」が見たくてライブに行くんで。
ギター弾いてるSUGIZOさんやINORANさんを見たいんだったら、
たぶんYoutubeで解決するんです。
ライブでリアリティをもって、本人を見たくて行くんです。
だからその瞬間に上手い下手はけっこうどうでもいいんですよね。
LUNA SEAのメンバーを実際に見たいから、足を運ぶ。
これは、あなたのバンドにも全く同じく当てはまるわけ。
あなたのギターを聞きに来てる人なんて本当ごく少数っすよ。
そうじゃない。
「ステージにいるあなた」に会いたくて足を運んでくれてるんです。
その違いをぜひわかっておきましょう!
まとめ
あなたがライブ後にアンケートなんかをとってみて、
「ギター上手いですね!」っていうコメントがあったら、
それはあなたという人間に魅力を持ってもらえなかったと思いましょう。
で、大きく反省しましょう。
そうじゃなくて、
アンケートで、
「ついつい目がいってしまいました!」みたいなコメントだったら大成功。
あなたという人間がちゃんと認識されたってことだから。
あなたのバンドなんだから、目立ってなんぼですよ。
ボーカルだけ目立ってればいい、みたいなスタンスなんだったら、
サポートミュージシャンに徹しましょう。
ってことです(´ω`)
ではでは!
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