こんにちは!雷僧です。
今回はライブで収入をあげようぜ!
というテーマで書いてみます。
これを読めば、あなたもライブで収入を上げられるようになりますよ!
ほとんどのバンドができていないある1つのライブのブッキングの組み方があるんです。
そもそも「収入」とは?
収入とは、もちろんあなたの財布に入っていくお金ですよね。
利益と言い換えてもいいかもしれない。
あなたがアルバイトをして、毎月の収入を得るのと同じように、ライブをやって収入を得る!というワケ。
ここで考えなければならないのが、収入を得るためには相応の対価を提供しているということが大前提なのですよ。
あなたがバイトで提供している対価は?
そりゃもちろん、「時間」と「労働」でございます。
あなたは、毎日8時間労働しますよ!と、会社に価値を提供しているワケ。
んで、会社はその対価として、「いいね!助かるよ!じゃあ1時間1000円あげるね!」
っていうことですね。
やけに赤字ばっかりのバンドの特徴
ではでは、今度はバンドで考えてみましょ。
「ライブをやるのはいいんだけど毎回赤字になるからあんまりライブをやりたくないんだよね・・・。」
「お客さんが来ない平日はライブやりませんよ!キッパリ」
みたいなバンドって多くないすか?
実際僕も、「バンドだけ」で食っていこうと思っていた時はこんな考え方でした。
しかし!
こんなことを言って、じゃあ毎回日曜日にライブでも、月に1回でも、なぜか赤字になる・・・。
そういうバンドが無数にいるように思います。
ではでは、そういうバンドマンがどういうことになっているか特徴を書いていきますよ( ´θ`)ノ
ライブハウスのブッキング任せ
もうね、圧倒的に多いのがコレ。
ライブハウスから、「〇〇さん!◯月◯日にライブいかがですか?」
「この日はね、女性ボーカル限定の日で〇〇さんにとってすごく合う日だと思うんで!」
こんな感じで提案されて、「いいですね!出演します!」みたいに二つ返事でOK!!
で、いざ蓋を開けてみると・・・。
まあ、、女性ボーカルのバンドだけで集まってるのは間違いない。
しかし、どいつもこいつもお客さんが2〜3人・・・。
「合う」「合わない」以前に、別にこんなことならライブやらなかったよ・・・!
っていう痛々しい現状が襲いかかってきたことありませんか??笑
僕は何度となくありますよ!
っていうか、こんなライブが8割以上でしたね。
なぜこうなるのか?
ライブハウスはなぜあなたにブッキングを依頼したか?
それは言うまでもなく「バンドの数合わせ」なんですね。
それをなるべく数合わせだけにならないように、なるべくバンドの特色を考慮して、そういう日にブッキングするようにしてくれているだけ。
だから、結局のところは「ライブハウス都合で日取りを決められている」ワケです。
つまり、あなたのバンドの都合でライブの日程を決めていないからこうなるワケ。
お客さんを対バン任せ
次いで多いのが、コレ。
僕がmellowsgardenというバンドを組んでいた時の話。
「なんかオイシイイベントとかないかねぇ〜」
「客がいっぱい入る日にブッキングしてよ!」
「え?その日の対バンってお客さんどのくらい入るの?」
こんなことばっかり言ってたのを覚えてますよ(笑)
なぜこうなるのか?
要は、こういうこと。
おれたちの音楽は、聴けば必ず気に入ってもらえる自信がある!
だからたくさん人が集まる場所でライブができれば、メジャーデビューだってすぐできるんだ!
っていうヨクワカラナイ脳みそで活動していました。
なんなんでしょうね?コレ(笑)
あなたも一度は思ったことがあると思うんですよ、「オイシイイベント」ってやつ。
結局、当たり前だけど己のお客がいないんだから、ライブの動員は完全に対バンの動員次第ってことになる。
当たり前だけど、対バンも同様にお客を呼べないバンドだったら、お寒い1日を耐え忍ばなければならなくなる。
ライブハウスからすれば、「お客を呼ばないバンド」は非常に嫌われます。
だって、売り上げにならないから。
売り上げにならないなら、正直お荷物なんですよ。どれだけ音楽が良くっても。
逆に音楽が良い分、余計に扱いに困る。
「こんなにいい音楽やってんだから、お客さんもっと呼んだ方がいいよ!」
こう言われるはずです。
な の に !
「良い音楽と思ってくれるなら、お客さんがたくさん入る日にライブやらせてよ!」
こういうアホなことを言うんですよね。
無計画、思いつきでライブ
上述した2つの特徴を簡単にまとめると、こんなヒドいバンド活動になる。
ライブハウスに日程を任せる。
お客さんの動員も対バンに任せる。
なんとなく進むがままにライブをやる。
どうすか??かなりヤバくないですか??(笑)
これだけでも十分にヤバイんだけど、もっともヤバイのは、ライブそのものを全く計画立てずにやり続けている実態です。
その状態がヤバイことだって認識できていないことが一番ヤバイんです。
なぜこうなるのか?
簡単です。「ライブがやれる=お客さんに見てもらえるチャンスが増える」と勘違いしているからです。
や、ムリっすよ?
こんなチャランポランでお客が増えるなんてまず不可能です。
ライブの日程も決められない、お客も呼ぼうとしない。
んで、寒いライブになったらライブハウスが変な日程でブッキングしたからだ!
対バンの奴ら、曲も良くない上にお客も呼ばないのかよ!
と、ぜーんぶ他人のせいにするワケですよ。
ちなみに、これらは全部mellowsgarden時代にリアルにやらかしていたことですから(笑)
ひっどいもんですよ、当時の僕らって。
そりゃあいつまで経っても動員増えねえよ!ってハナシ。
ライブで収入を得るための考え方
さてさて・・・!
ここまで読んでくださってどうもです!♪( ´θ`)ノ
ようやくここから具体的に解決するための策を書いていきますよ!
まずは考え方から。
そもそも収入を得るっていうことは、冒頭でも言ったように「あなたは何かしらの対価を提供する必要がある」ってこと。
つまり、良いライブってことっす。
良いライブを提供して、お客さんはあなたにチケット代としてお金を払ってくれる。
これがライブで収入を得るための超簡単な方程式ですよね。
これって、実は商売と同じなんですよ。
商売って、ビジネスです。物を売ってお金をもらう。
その「物」があなたでいえばライブというだけの話。
会社って営利を目的として運営しているわけです。
それで商売が成り立つワケ。
じゃあ、あなたのバンドが利益を得るには、同じ感じでやっていかなきゃならないんですよ。
実はココが一番わかってないし、ライブハウスもコレは教えてくれない。
ってことを踏まえて、次に行ってみましょう!
ライブで収入を得るための日程の決め方
これは、とっても単純で、こういうことです。
ちょっと、年間で例えた方がわかりやすいので年間で書いてみますね。
- 今年1年でこのバンドで120万の利益を出したい。
- じゃあ1ヶ月10万の利益が必要。
- 1月は正月だし、年明けだし、とてもお客さん呼べそうにないから音源作り!
- 2月から本格的に始めよう、まず2月14日付近にバレンタインにちなんだライブイベントでもやってみよう!
- 3月は卒業シーズンだったり新生活に向けた準備もあるから、音源やウェブ周りでも構築しよう。
- 4月は新生活スタート!ここで序盤は新生活に慣れないからなるべく後半。しかもGW前がいいね。
- 5月は、GW明けて元の生活スタイルに馴染んだ頃にライブやった方がいいかも。
- 6月は、梅雨でジメジメして女の子は髪型が湿気でなかなかキマらない。あんまり外出して良い気分になれない日が多いから、音源作りに!
- 7月!夏だぜ夏!野外でもいいし、大きくイベントを組んでみよう!
- 8月!夏休みだぜおい!7月にやらなかったイベントをやってみよう!
- 9月、夏が終わって一段落。連休になりやすい月なので旅行に行く人も多かろう。連休初日とかにしてみよう
- 10月、ハロウィンだぜ!やるんだったら仮装イベントなら盛り上がってくれそう!
- 11月、ハロウィンとクリスマスに挟まれてひとやすみの期間。ライブに来るなら来てもらいやすいかも。
- 12月、もっとも多忙な1ヶ月。ライブイベントはハイリスクだけど成功したらデカイ!
・・・どうでしょう??
今思いつきでパーっと書き並べてみた。
このように年間でいくら売り上げ、利益を出したいのか計算してみる。
そして、それを月単位に落とし込む。
んでもって、やるべきポイントでライブをやる。
たったこれだけです。
もっとも重要なのは、バンドマン(あなたね)視点ではなく、見に来るお客さん視点でスケジュールを考えるということ。
これは、お客さんがどんな人か。つまり、ターゲットによって行動が変わります。
お客さん=学生なのか、社会人なのかで全然年間の行動って違うでしょ?
バンドが売れるにはライブの前に強靭なコンセプトを!!という記事を参考にしてください。
ちなみにこの例で、かつ月1回でライブをやるとしたら、年間9本しかライブがありません。
ってことは、この9本のライブで120万を売り上げる必要があるワケです。
いや、もっとライブやっておこう!と思えば月ごとに必要な部分でライブを増やせばいいし、この9本で達成しよう!と思うなら、毎回のライブに思いっきり練りに練った戦略でスケジュールを組まなきゃです。
まあ、ざっくりだけど、なんとなくわかっていただけたと思う。
少なからず、ライブハウスの日程に合わせたライブばっかりをやるのは絶対にキケンっていうことは理解していただけたのではなかろうか?(笑)
ライブで収入を得るためのお客さんの集め方
これも、日程が決まって初めてできることなので、日程と動員は二つで一つだと思ってもらった方がいい。
だって、日程決まってないのにお客さんなんか呼べないでしょw
月1回という前提で日程の例でいくと、2月、4月、5月、7月、8月、9月、10月、11月、12月にそれぞれ1本ライブをやるということになる。
で・・・。
それぞれに全力で集客しようとしても、月ごとに限界ってあるワケです。
活発的な夏ならたくさん集められるかもしれないけど、2月とか寒いし特にこれといった行事ないし、12月とかはライブどころじゃないイベントで盛りだくさんの人も多いから動員は夏ほどは見込めない…みたいな感じですね。
じゃあ、2月はいつもやっているライブハウスで5万利益を出そう。
→チケット代が2500円なら、ノルマを除いた20人分を集めよう!
7月、8月はとにかく人が多く呼べそうだから、この日のライブを大きいハコにして、
規模そのものを大きくしよう!
→チケット4000円×30人=12万・・・とかでもいいと思います。
こんな具合で、月ごとに動員の現実的な目標をちゃんと立てる。
これが超大事。
仮に目標が達成できなかった場合
ライブ日程は無事に組めた!
しかし、動員が全然目標に及ばず、120万の利益どころか、20万の利益しか出なかった。
しかもそんな利益は打ち上げやら普段の生活やらで余裕で消えてった・・・。
っていう場合がほとんどかもしれない。
まあ、最初の1年はそれでもいいと思うんですよ。
でも、そうなる場合のほとんどは、実行した内容に対しての評価と改善をしていないだけだったりする。
ビジネス用語でPDCAサイクルってものがある。
PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-actcycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。 Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。
これ見てもらえればわかるけど、実は日程決めも動員目標も、PDCAのPなんですね。
んで、実際にその通りにライブを決行することがD。CとAは、月ごとにちゃんとやっていければいい。
このCとAを結構おざなりにしがち。
僕も基本テキトーな人間なので、PDまでやってもCAをついついテキトーに済ませがち。
いかんいかんと思いつつ、ちょっとずつ自分の行動の振り返りをするように心がけてます・・w
これを年間でちゃんとやれているバンドと、
ただライブハウスのブッキングに任せっぱなしで、お客さんも対バン任せで1年なんとなくライブやったバンド。
もう、軽く想像するだけで絶対的に違いが出そうなのは明らかでしょ?
こういうことっす!!
まとめ
バンドマンって、音楽、つまりは表現者、パフォーマー、こういう気質が多いもんで、意外とビジネス思考に考えられなかったりっていうことが非常に多い。
しかし僕もあなたも天才ではない。
作品だけ作ってりゃ勝手に神格化していく・・・なんてことはありえないワケです(笑)
この記事通りに計画立てていけば、まず間違いなく今までの成長してんのかしてないのかワカラナイ1年からは脱却できます。間違いないっす。
しかし、メンバー全員でやることが大事なので意思統一ができていないと結構途中で挫折しがち。
そもそも「このメンバーで1年とか、やれんのか??」みたいな状況かもしれませんし。
まあでも、僕の経験上、計画だけ立てて行動できない奴らで集まってるとあっという間に解散します(笑)
逆に、なんだかんだモメながらもライブを計画通りに遂行していくうちに知らぬ間に信頼関係ができてたりもします。
要は、「動け!!」ってことっすね(笑)
ではでは!
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これらは、僕がバンドコンサルという仕事をしていくうえで必ず説明する第1歩的な部分だったりします。
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