こんにちは!雷僧です。
先日ナイフラのベーシストでもあり、ベース講師でもあり、レコーディングエンジニアでもある、
紗川さんと対談をしてきました!
ナイフラさんを知らない人は、こちらの記事を読んでくださいねd(ゝ∀・*)
大なり小なり、「プロ」というカテゴリの中で奮闘するギタリストとベーシスト。
二人がどういう活動をしてきたのか、どんな考え方なのか、
そもそも昨今のバンドマンがわかっているつもりでも実はわかっていないこと、
音作りの理想形とは?
ライブのアクシデントで一番重要な解決方法とは?
などなど、酒の席ですが猛烈に重要な内容ばかりを収録してきました!
いずれ動画コンテンツとして何らかの形で発表したいと思います。
そこで今回は、その内容の一部を記事として公開したいなと思います。
とりあえず弦を切ってみよう!
・・・まず、大前提に言っておきたい。
決してやってはならないものこそアクシデントであり、失敗である。
アホみたいな見出しばかりをチョイスしますけど、率先してやらかさないでくださいw
しかし、なるべく多く体験していこう!ということです。
弦を切る。
ギタリストの致命傷ですね。
人によっては
ライブで弦を切るやつは上手い奴じゃねぇ!
くらいに言う人もいますが、、
誰だって切りますし、予期せぬアクシデントなんてアマだろうとプロだろうとある話です。
リハ中や自宅での練習中なんかで弦を切るのはしばしばありますよね。
でも、決して焦ることは無いと思います。
本番でやらかしたときのテンパり具合は、リハや自宅の比じゃありません。
むしろ100:0くらいで違います。
弦を切るとどうなるのか?そしてその解消法は?
当たり前ですが、演奏に支障が出ます。
それ以前に、、
想像以上に焦ります!
どうしようどうしようどうしよう!!!
弾きながら目の前が真っ暗になる気分です。
まず、どんなことよりも大事なことを先に伝えます。
開き直る!
シンプルだけど、これが一番大事です!
どれだけ大事かって、
このくらい大事ですwww
まじで、冗談抜きで、本当にそうなんです。
ライブってのは、素の自分を出してはならない。
あくまでバンドマン、アーティストであって、ステージの上ではエンターテイナーであるべきだと、
ぼくは思うのです。
そんな人が弦を切ってあたふたした姿を観客に見せることほどダサいものはないんです。
弦を切ろうが、なんてことない。
むしろこの曲で弦を切るという演出なんだ!くらいの顔で、観客を見ることの方が大事ですw
なので、まずは焦らない!開き直る!
これ、大事です。
さて、、弦を切ったらどんな支障が出るかって、、
これも当たり前ですが、一部の弦が無いので、
弾きたいものも弾けなくなります。
どこの弦を切るかにもよりますが、
だいたい何とかなります。
一番多いのが1〜3弦の細い弦を切ることですが、
1弦を切って、1弦しか鳴らせない高音域のギターソロを弾けなくなった!
っていう場合は、こうすればいいんです。
瞬時に違うギターソロを弾く。
これだけ。
いやいやいや、そんな難しいことできないよ!
って思うかもしれない。
出来なければ出来ないで全然いいんです。
鳴らせないならソロじゃなくったっていいんですよ。
コードバッキングして、それをアルペジオで弾くだけでも十分ソロっぽくなるし、
お客さんってのは、音源通りの完璧な演奏を見たいのではなく、
生のあなたのライブが見たくて来ているという大前提があるんです。
だから、逆にそういうアクシデントで普段と違うものが見れることの方が、
ファンにとってはレアで価値があったりするもんです。
安心して普段とは違うソロを、あるいはただのバッキングを弾き倒してください。
次に困るのが、
チューニングが狂います。
こればっかりはやむをえない。
弦を切った瞬間はブリッジのテンションが少なからず影響を受けるため、
多少チューニングが狂ってしまいます。
その場合は、瞬時に耳で、どのくらい狂ったか聞き分けて弾くしかないです。
その曲が終わったら、MCでも入れてもらってチューニングをする、、っていう感じですね。
しかし、フロイドローズみたいなトレモロユニットを搭載したギターを使っている場合は、
相当チューニングが狂いますし、ライブ中に瞬時に弦を張り替えることは至難の技。
ですので、その日は曲間のチューニングに全力を尽くしましょう。
ぶっちゃけ、この程度ですよ、弦を切って困るのって。
あとはたいがいパニックになってるだけだったりします。
ですので、余裕な顔して開き直ってください。
その方が見てる方もカッコ良く見えますから。
シールドを断線させてみよう!
エフェクターをたくさんつないでいたり、
シールドを雑に扱っていたりすると、高確率である日シールドが死にます。
一番困るのが、、、
どこのシールドが死んだのかわからない!
ってことですよねw
かといって、いちいちMC中とかにシールドを1本1本確認するほど時間はありませんし、
何よりカッコ悪い。
ですので、最善の方法をお伝えします。
開き直る。
以上。
・・・
・・・
待って!
待ってくれ!!
まだページを閉じないでくれ!!!
ふざけてるわけじゃないんだ!w
言いたいことは、
どんなアクシデントにも一切動じるなということが言いたいだけなんです。
なので、まずはテンパらない!
音が出なくなったら、こうしましょう。
ギター側か、アンプ側、どちらかのシールドは生きていることがほとんどです。
ですので、生きている方で、
アンプに直接つなぎ直します。
次に、、、
通常よりもアンプの歪みを強めに設定します。
そして、アンプのボリュームを少し上げて、
ギターソロのように一番大きいボリュームに設定し直します。
そのあと、
ギターの手元のボリュームのツマミを、
たぶんフル10だと思うので、それを6〜7程度落とします。
すると、、、
歪みも弱くなり、音も下がります。
この音が下がった状態のボリュームが、断線する前のメインのボリュームと同等ならOK!
すると、、、
ギターソロでギターのボリュームをフル10にすると、、!
歪みもしっかりかかって、しっかり音量も上がって、気持ちの良いギターソロを弾くことができます。
しかもソロが終わったら、ツマミを再び6〜7に戻せばメインバッキングの音に戻せるという!
本当は、ギターとアンプ直結でこの設定が一番音もよかったりするんですけどねw
エフェクターをガンガン積んでるあなたは、ぜひ試してみてくださいねd(ゝ∀・*)
まとめ
まずなにより、
人ってのは突然のアクシデントに弱い。
そしてそれは急に襲いかかってくるもんだから、心の準備もクソもない。
だから、大いにテンパるわけです。
テンパると、普段できる判断ができなくなります。
ギターでアクシデントを起こしやすく、かつライブ中もっとも困るのは、
確実に上述した2つです。
この記事を読んだ時点で、解決方法がわかったと思います。
とにかく、
ダサいかっこはお客さんには絶対見せるな!
っていうこと。
これがぼく的には一番大切です。
そのためには、
開き直る
というふてぶてしさが必要なのです!
ではでは!
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