
こんにちは、雷僧です。
バンドをやっていて、ギタリストとして挫折するポイントを書いていきますね。
ギターでオリジナル曲の時、何を弾いていいかわかんない
私は、mellowsgardenというバンドの時に、この挫折からなかなか抜け出せませんでした。
要は、「つまんないギター」しか弾けないんですよ。
例えば、コード進行に忠実に、F→G→Cというコードなら、
私はそのまんま、F→G→Cのパワーコードを弾いたり、アルペジオを弾いたり、
音だけクリーンにして雰囲気だけ変えたり、、
しかしながらバッキングのストロークも、ボーカルの邪魔をしてしまっているという、
本当にダメダメなギターを弾いていました。
理由はこれです。
1.自分の引き出しが少ない
もうひとつは、
2.自分を出し切れない
この二つです。
もしあなたが同じような悩みを持っているなら、それぞれの原因を解決していきましょう!
引き出しを増やすためには?
まず、あなたはコピーはやったことはあると思うんです。
考え方一つで、そのコピーが全部あなたの引き出しになります。
どんなコピーをやっているかにもよるところはありますが、
弾いたことがないコードだったり、フレーズだったり、
面白いバッキングだったり、色々なことを実は弾いているんですよね。
ここで、考え方を変えてみましょう!
コピーをやっている時っていうのは、
そのアーティストの曲をそのまま自分が弾けるようになりたくて、弾いていますよね?
そういう時って、自分が弾いているフレーズやバッキングがどんなことを弾いているか?というよりも、
「あ、今この曲のこのフレーズを弾けているぜ!!」
っていう考え方ですよね?
この考え方から、
「へぇー、Cコードでもこんなコードフォームがあるんだ?!」
「あ、ギターソロじゃない所でも一本弾きってアリなんだな」
「このリフカッコイイな!どういう構成で成り立ってんだろう??」
こんな風に考えてみてほしいんです。
要するに、コピーしている曲を分析してみろっていうことですね。
まずは、コピーを完璧に弾けるようになるところから始まると思いますので、
あなたが頑張っているコピーは必ず弾けるようになってください。
そのあと、その曲に対して余裕が生まれたら、そこから初めて曲を分析してみます。
キーってなんだ??
あなたがまずわからないのは、キーです。
例えば、、、
F→G→Cっていうコード進行を見ると、私は「この曲のキーはCだな」ってわかるんですけど、
以下の図を見るとわかりやすいかもしれません。
(引用元サイト https://www.shinko-music.co.jp/reading_score_piano/p-1-3/)
このように、ト音記号の右側に、シャープとかフラットが付いているのが目につくと思います。
簡単に言うと、これがキーなんですね。
ドレミファソラシド
という音階がありますよね。これってどういう音階かというと、、
U=全音、V=半音で表します。
ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
U U V U U U V
全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音、
という音階で、ドレミファソラシドは成り立っているんですね。
これは、「ド」から始まるから、ド=Cですので、キーは「C」ということになります。
じゃあレから始まる場合は??
基本的に、音階っていうのは
全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音という音階なんです。
ということは、、、
レミファソラシドレ
という音を、全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音、という音階で鳴らした場合、
レ ミ ファ# ソ ラ シ ド# レ
U U V U U U V
っていうことになるんです。
わかります??
レとミは全音だからOK
ミとファは、半音だから、それを全音にするにはファに#をつけてあげればいいんですよ。だから、ファ#になります。
ファ#とソは、半音だからそのままでOKですね。
ソとラ、ラとシ、同様に全音なので、そのままでOKですね。
ドとレは全音です。しかしここでは半音にならないといけないので、ドに#をつける。
するとどうでしょう??
ファとドに#がつきましたよね?
では改めてさっきの図を見てみましょう。
左側の上から三段目が「D」のキーです。
#の位置をよーーく見てください。
ファとドに#がついてませんか?
そういうことなんです。
これがキーです。
コード進行ってどんなだ??
はい、曲のキーは何キーなのかはわかった。
じゃあ次は、どんなコード進行なんだろうか??
っていうところになってくるんですね。
これは、わりと簡単です。
(引用元サイト http://gakufu-ya.com/sample)
小節ごとにコードが記載されています。
記載されている位置からそのコードを弾く、ということです。
例えばあなたがカッコイイリフだなぁ!と思ったフレーズがあったとしますよね?
それは、どういうコード進行の時にどういうフレーズを弾いているんだろう?
っていう風に考えてみるんです。
あなたが押さえている弦、フレット、それがなんの音を出しているのか?
そういったことを分析してみるんです。
そうすることで、例えばあなたのバンドのオリジナルで全く同じコード進行が出てきた時って、
カッコイイリフがそのまんま弾くことができるっていうことですよね?
もちろん曲に合う合わないは別として。。
引き出しが増えるっていうのはこういうことなんです。
この考え方でコピーを再度見直してみると、全く新しい発見があると思います。
おまえのバンドなんだ、思い切り目立て!
もうひとつの「自分を出し切れない」というところ。
これは、私の場合はバンド内においてあまり発言権がなかったんです。
なかったというよりは、自分だけレベルが低すぎて発言しようがなかった、と言った方が正しいです。
これはね、1つ目の引き出しが増えてくることで解決します。
自分の知識が少ないと、自然とかっこ悪いギターを弾くことになりますし、
当然周りの意見も厳しいわけです。
そうなってくると、だんだん気負いしてくるんですよね。
「おれのアレンジ、大丈夫かなぁ、、またダサいアレンジにならないかなぁ。。。」
こんなネガティブな思考になってしまって、当たり障り無いことしか弾けなくなるんです。
さらに、自分なりに引き出しが増えたとしても、
「この曲でこんなアレンジやったらまずいかなぁ?変なこと弾いて何か言われたらやだからとりあえずコード弾いておこう」
こうなってしまうんです。
少なくとも私はこうなっていました。
引き出しが増えたなら、自分なりにその引き出しをオリジナルに当て込んでみてください。
ダメだった時は明らかにダメですし、
上手くはまると、すごく面白いアレンジになったりします。
これがアレンジの第一歩です。
ではでは!