こんにちは、雷僧です。
先日、仲間と超てきと〜〜〜なユルい感じでスタジオに入りました。
ドラム叩いている彼、ドラム歴はまだまだ1年も満たないんですが、日に日に上達していてマジでビックリですw
この彼、実は私のユニット、「リングス」のボーカリストであるゲンペーさんなんですよw
何を思い立ったか、ある日突然ドラムを練習し出したんですね。
まさかこういう編成で一緒にスタジオ入るとは思いませんでしたw
さて、そこで、、
ギターに悩める二十代のスタッフの子から、こんな質問が。
「雷僧さん、自分、なんか次のステップに上がるためにどうしたらいいんでしょう?
ギタリストとしての次の階段を上りたいんです」
これ、多いっすよ!
もしかしたら、あなたもコレで悩んでるかもしれないですね!
や、改めて考えると、この症状の人、多いっす!
もうね、原因は超明確です。
ギターの次のステップとは?
これは、初心者に陥りがちな症状です。
あなたがもし同じ症状なら、ちょっと想像してみてください。
初心者でギター弾き始めの頃って、
ある意味覚えることがたっくさんありましたでしょ??
やれコードだ、やれスケールだ、やれチョーキングだ、ビブラートだ、
色々なテクニックを知って、それぞれに手を出してはヤケドしつつもなんとか自分なりに出来るようになっていくわけ。
そうするとですよ、
一通り自分が知っている範疇のテクニックや知識を覚えてしまうと、
次何やったらいいんだろう?
こういう考え方になっちゃう人がいるんですね。
いうなれば、
やることなくなっちゃった感
ですね。
これは、自分なりにある程度テクニックを覚えて、満足してしまっているワケ。
私もそうでしたw
曲もある程度カタチにできるようになって、
ギターもそこそこ弾けて、周りからは上手いと言われるようになって、
あれ?おれ、もうギタリストとしてほとんどマスターしちゃったんじゃね??
みたいな、よくわかんないけど、そんなやりきった感が芽生える瞬間があるんです。
もう、完全に井の中の蛙ですwww
これこそ、目標がなくなったときのなんともいえない虚無感というか、次の指針が全く見えない状態。
じゃあ仮に、そういうステップがあったとしましょう!
「ギター初心者」と呼ばれる状態、次に一般的に「ギタリスト」と呼ばれる状態、とする。
明確な差、これはもう間違いなく
経験値です。
圧倒的に経験が足りません。
足りないから、視野がせまいんです。
足りないから、自分が上手いと勘違いしてるんです。
足りないから、今のままで満足してるんです。
足りないから、何していいかわかんないんです。
具体的なステップアップ方法とは?
これはですね、プライドの高〜〜い人ほどなかなか抜け出せません。
なぜかというと、経験もたいして無いクセに、
自分自身を過信しているからです。
だから、次のステップアップってなんだ?っていう悩みが生まれてくるわけですよ。
なんつーか、、
例えばビブラートひとつ取ってみても、
お前のビブラートは熱い揺れが起こせているのか??
ギター始めたきっかけのギタリストと今一度比べてみてどうよ??
っていうことなんですよね。
まあでも、そもそも過信しちゃっているので自分のプレイを否定することができないんですね。
だから、自分だけで次のステップに踏み込むのは結構大変かもしれません。
だって自分がまだまだ未熟だってことに「気づけない」から。
いや、私がモロにそうだったから、これは確実に言えますよw
何でもそこそこ弾けるようになるとね、何でもできちゃう自信がどっからともなくやって来るんですわ。
今のせま〜〜い世界の中ならもちろん「上手いギタリスト」としての居場所があるかもしれないが、
一歩外に出てみたら、まったく歯が立たない瞬間ってのも現れるんですよ。
だから、、、
客観的に自分のプレイを見てもらう場を多く作ることが大事です。
つまり、手っ取り早いのがバンド組め!
ってことですねw
バンドを組んで、たくさんの対バンとライブをしよう!
対バンさんには気づかされることが山ほどあります!
良い部分も悪い部分も、ホントにたくさんあります。
当たり前ですけど、良い部分が超大事。
自分が弾いたこともないプレイをしているギタリスト、
自分よりもやけに良い音を鳴らしているギタリスト、
明らかに自分より圧倒的に上手いギタリスト、
外面は認めないんだけど、内心では「やばい、おれ全然ダメじゃんw」っていう意識が出てくるようになります。
そこで、変にプライドの高くない性格なら、そういうギターさんに打ち上げとかで具体的に色々聞くことができるんです。んで、自分なりに吸収していくわけですよね。
いろんなライブハウスに出てみよう!
私はライブハウスで一番大事なのは「人間」だと思っています。
ブッキングマネージャーがあなたのバンドのライブを観てくれて、精算時に色々アドバイスをしてくれます。
ライブハウスによって、言われることも違ってくると思うんです。
だんだんだんだん、バンド全体で言われる共通したダメ出しってのが見えてくるんです。
私のバンドなんかは、共通して言われていたのが
「ギターがあと一歩だよねぇ〜」
でしたからね!ww
(もちろん、バンドのことなんぞ全く考えずに適当なそれっぽいことだけ言ってる奴もいます。そういうハコは二度と出なくていいです。)
特にギター単体では、私は音の悪さでケチョンケチョンにダメ出しされ続けましたからw
もう、そのときはショックだし悔しいし、泣けてくるレベルです。
でも、本当にやさしいライブハウスだと、一緒に成長してくれますから。
レコーディングに付き合ってくれて、アンプのセッティングとか弾き方とかアドバイスしてくれたり、
そこのライブハウスでもないのにライブ観に来てくれて、ちゃんとアドバイスしてくれたり、
ライブでもないのにわざわざスタジオに遊びに来てくれたり。
こういう経験って、一人では相当ハードル高いですよ。
だから、
思い切ってバンド組んで、ガンガン活動する。
よくいいません?
ライブ1本はスタジオリハの何倍も経験になるって。
まとめ
エレキギター初心者がギターを弾き始めて、最初は覚えることがいっぱいです。
一通り覚えて、身について、さあ次どうしよう??
いたって単純で、
ガンガン活動してガンガン経験を積む。
これに尽きます。
たくさん音楽を聴くことも超大事ですけど、それってインプットに過ぎないんです。
ライブであなたのギターを鳴らすことがアウトプット。
一人で部屋にこもって上達するような楽器ではないんです、ギターっちゅーもんは。
人間としての経験値が、音に出るのがギターです。
おっ、なんかカッコイイ言葉で締め括れた気がします!wwwww
だから、思い切って動いていきましょう!
ではでは!
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