こんにちは!雷僧です。
ドラム人口って、今もなお少ない印象です。
バンドがうまく稼働していく上で絶対的に必要なのが、
ドラムが生ドラムであることですね。
ぼくも、過去に散々ドラマーには苦労してきました。
当時、Xのコピーもしていたので、ツーバスOKとか、高速なBPMとか、
高速フィルとか、メタルならではのプレイ条件に合うドラマーがなかなか見つからない。
いたとしても正直上手く叩ける人が少ない。
そんなもんだから、
ぼくや別のメンバーがドラムを打ち込むわけです。
しかし抑揚とかいちいちつけるのが結構面倒くさいんですよw
だから、ただリズムを鳴らしているだけみたいな状態になるんです。
それでライブをやっても、当然迫力ないし、なによりダサイw
当時、Xみたいな曲を作ってたバンドにも入っていたことがあったんだけど、
もぉ〜〜〜、ボーカル(リーダー)とぼく以外が定着しないしない。。
ボーカルが曲作って、ぼくがアレンジして、
曲のストックを何曲も貯めても、いかんせんメンバーが決まらん。
多分、メタルバンドやるぜ!って言っておきながらドラムがいないという致命傷がそうさせたのでしょう。
結局1回だけドラムを打ち込みでライブをやって、そのバンドは消滅。
ぼくがそのバンドに見切りをつけたのも、これが一番の理由だったかもしれない。
だからね、ドラマーは結構バンドを選べる立場だったと思います。
っていうか、今もなおそうだと思います。
あなたのバンドで、ドラムが決まらないっていう場合は、
=バンドの魅力が薄いと自覚してもいいかもしれない。
ドラムって、それくらい重宝されてるし、バンドを選べる。
ぼくのメタルバンドの例の通り、
ドラムって、いるといないとではマッジで雲泥の差です。
ライブとか、打ち込みドラムと生ドラムでは音圧が全く違うから迫力も違う。
本当、黒歴史ですよ、ぼくのあのライブは。
今回は、そんなドラマーについて。
そもそもなんでドラム人口が少ないのか??
「難しそう」という先入観?
ドラムって聞くと、なぜかギターやベースと比べて難しいと思う人が多いそうです。
事実、リズムキープがまともにできないドラマーとかも多いです。
走る、モタる、フィルでミスる、スティック落とす。
初心者ドラムならともかく、結構経験者でもいざってときにミスるのはよくある。
しかしぼくからしてみれば、楽器の難易度は全部同じだと思ってます。
単純に、練習するための環境にハンデがありすぎるだけなんですよ。
ドラムの始めたてって、
基本的にはスティックとスネアだけ買って、
スタジオで叩いて練習って感じですよね。
ってことは、いちいち金かかるんですよw
仮にドラムセット一式買ったところで、
相当な防音処理をしないと、とてもじゃないけど家で叩くなんてことはできない。
夜中にやろうもんなら、マジで通報されますよw
一方、ギターやベースって、楽器本体さえ持っていれば、
基本的には自宅でも弾けるんですよね!
この差はね、デッカいですよ!!
やる気とそれに伴う行動量がないと、ドラムの上達ってなかなか難しい。
そんなドラムの自宅でできる練習方法
はじめに言っておこう。ぼくはドラマーではないのであくまで他人伝手の話である。
しかし、
ぼくが出会ったドラマーの中で、今もなお最高峰のドラマーが、
mellowsgardenというバンド、ぼくがいたバンドのドラマー、にーやんです。
この男が言っていた言葉を思い出して話します。
この男の言葉は、まず間違いなくドラムの上達を圧倒的に加速させる話のはず。
実際知っていることもあると思うが、
ちょっと、ぜひ参考にしてほしいと思って書いてみます。
ちなみにどれだけすごいドラムだったかというと、こちら。
わかる人にしかわからないと思うけど、
リズムのグルーヴ、ハイハットの細かさ、色々すごいです。
雑誌をドラム代わりにする
にーやんに限らず、これは誰もがやってるでしょうw
スティックで、ジャンプやマガジンを手元に置いてパシパシ叩くだけ。
このにーやんは、自宅にはテレビ一台と座布団くらいしかなく、
しかもアホなことに布団すらなかったという、、ww
暇があればこうやってスネアをイメージして叩いていたそうな。
変拍子を単語で覚える
例えば5/4拍子のときとか、
ドラム初心者だと1小節を4拍子じゃないパターンはなかなかこんがらがることでしょう。
ぼく自身も5/4拍子をギターで弾く時もこの覚え方は結構実践してますw
にーやんは、
「な か め ぐ ろ」
と覚えていたそうですww
仕事が駅関連の仕事だったので、自然と中目黒が出てきたらしいです。
ビート叩きながら、
「な か め ぐ ろ、な か め ぐ ろ、な か め ぐ ろ・・・」
みたいに叩いていたそうですw
実際ギターで弾いてても、頭で5語をリピートしてると、
拍数を見失うことはないです。
アホらしい覚え方のくせに、異様に効果的です!
座ってる時足でバスドラ、指でスネア
いい歳した大人が公衆の面前でこれやってるとわりと恥ずかしいので注意が必要だが、
まあみんなよくやる練習ですな。
ただの貧乏ゆすりにも見えなくもないので、少々ご注意を・・・w
書いてて当たり前すぎることだらけなので、書こうか迷ったんですが、
ドラム初心者にフォーカスすると、少しはお役に立てるのでは・・・?
実際問題、これらを普段やって、夜にスタジオに入ったときに、
日中のこういう動作でいまいちできなかったことを実際のドラムで修正していくということです。
これを散々やったにーやんは、結果的にそこらのプロの心を折るレベルで上手いわけだから、
地道な練習は必要ですな。
これだけやんなきゃいけないんですよ、ドラマーは。
ライブで目立たないから?
こういう理由でドラムを立候補しない人って多いみたいです。
まあ、ライブで考えたら一番後ろから他メンバーを見ながら叩くので、
客席的にはあまり見えない場所に位置しているけど、
これ、大きな誤解ですよ!
ドラム、見てる人は見てます。
むしろ、ダッサいパフォーマンスと演奏している弦楽器隊なんかより、
はるかに「かっこいい!」と思われますからね!
ぼくがまだまだ恥かしガリーで、ステージパフォーマンスが全然できない頃、
ドラムに人気を取られまくっていたのを覚えてますよw
アンケート見るのが毎回ドキドキ&ワクワク。
結果、、ショック!!!!
みたいな。。。
ドラマーは、ライブハウスで見えにくいという誤解は今すぐ解きましょう!
余裕で見えますし、一番音が大きく鳴るから、めっちゃ目立てますよ!
もしメンバー募集でドラムが来たら・・・
ということで、
あなたのバンドにドラマーがいない。
たまにドラマーが来てくれてもすぐ辞めちゃう。。
こういう時は、素直に
自分のバンドに魅力がない
=売れそうにない
って思われてると自覚したほうがいい。
方向性をしっかり理解してあげる
簡単な話で、
このバンドにずっといたい!!
って思わせるしかないです。
そもそもね、
まず、お互いの方向性から間違ってる可能性もある。
「プロ志向」という人と「アマ志向」という人では、必ず関係背にヒビが入りますよ。
どこかのタイミングで、特に金がかかる部分で、たいがいモメます。
だから、一緒にやるやらない以前の状態で、ドラマーの方向性があなたのバンドに適しているか?
をちゃんと理解してあげる必要があります。
お互いが「バンドでやっていくんだ!」っていう意識でも、
でも、ですよ?
あなたのバンドがガチガチにプロ意識が高い。
そのくせやってる行動量や基準値があまりに低い。
いわゆる口だけバンドだったら、一瞬で離れられます。
自分のバンドのコンセプトを明確に伝える
もう、何べんも書いてますが、バンドにはコンセプトがないと食っていくことはできません。
特に今のネット時代ならなおさらです。
ドラム加入希望者側のことを考えると、
あなたのバンドのように、「ドラムを欲しているバンド」から、たくさんオファーが来てるんですよ。
(たまにそれで勘違いしてテングになってる下手ドラマーとかもいるのでご注意ください。)
ってことは、少なからず
「このバンドはこういうバンドか、、じゃあこういう活動でこういう風に売れていきそうだな!」
みたいに理解できるバンドの方に身を動かすのは当たり前ですよね!
なので、
あなたのバンドが、「ただバンド組みたい!」「とりあえずライブやりたい!」「だからドラムやって!」
みたいな状況では、そりゃあドラムも決まらねぇよ!って話です。
まあ、これはぼくがやってきたバンド黒歴史の一部なんですけどね( ゚Д゚)y─┛~~
とにかく最低限この2つが出来上がっていれば、ドラムは所属してくれやすくなります。
ドラマーはメロディー玄人である
あと、実はこれが大前提にあったりもします。
なぜか??
ドラマーは歌を聞きながらビートを叩くからです。
ギターやベースよりも、歌を聞く楽器です。
歌が鳴っていて、それにリズムを加えて歌を引き立てるのがドラムの役割ですから。
ちなみに、バンドにおいてのそれぞれの役割ってのがあって、、
という記事をぜひ参考にしてください。
とにかく、ドラマーはメロディーに左右される傾向が強いです。
にーやんも、ボーカルが曲を持ってきても、
「歌を聴いて、自分がCD買いたいか買いたくないかでジャッジしてる」
って言ってましたから。
おかげでボーカルの曲の採用率が本当に低かった・・w
良い歌を持ってくるんだけど、にーやんという砦がクリアできないという・・・。
でも、全員でOKじゃないと曲を煮詰めないバンドだったので、
出来上がった曲たちは、とっても存在感のある曲たちばかりでしたね〜。
ですので、、、
POPやJ−ROCKみたいに、まあよくあるタイプのジャンルのバンドであるならば、
メロディーにはめちゃくちゃこだわったほうがいいですね。
まあこれはドラムを獲得するしない以前に当たり前のことですが。。。
まとめ
結局のところ、
あなたのバンドの完成度がドラムの採用率を決めると思います。
なので、
焦ってメンバーが全員いないからといって、
コンセプト以前にメンバーを必死で集めようとしても、結構余計な労力を使ってしまうかも。
まずは母体であるバンドのコンセプトメイキングですね!
それに賛同するメンバー、というのが絶対条件だと思うんで。
じゃないと、必ず続かないですから。
これに関しては、
こちらを参考にして読んでみてくださいねd(ゝ∀・*)
ではでは!
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