こんにちは、雷僧です!
タイトルの感じ、、、
ものすごく壮大なことを言い出すのか??というと、そういうつもりではないんです。
何が言いたいかって、
あなたがもし、今ギターを弾き始めていて、
おっし、私はギターで将来食っていくんだっ!
って、漠然とでも思っているならば、私なりにこう思うのです。
ただギターを弾けるだけじゃあかん。
どういうことかというと、、、
ギターで食っていくといっても、色んな手段があるんですね。
まあ、一番理想的であって一番あなたも夢見ているのが、バンドや歌手としてデビューすることですよね!
その他だと、ギターの先生として生計を立てていくとか、
ハタマタ、サポートミュージシャンとして、メジャーアーティストのバックで演奏して生計を立てるとかですよね。
それぞれについて、私なりに解説していきます。
理想中の理想、バンドで食っていくために
あなたはどんなバンドが好きですか??
ONE OK ROCKとか今人気ですよね。
女性アーティストだと、LiSAさんとか好きな人も多いです。
私は世代的に、X JAPANとLUNA SEAを聴いて育ったので、このバンドは今もなおリスペクトしています。
まあ、各々色んなアーティストの好みがあると思います。
バンドで活動していったとき、
じゃあ、何がギタリストにとって大事なのか?
これが、もんのすごく重要だと思っています。
一言で片付いちゃうんですが、、、
キャラ
です。
それは、バンドにとって絶対にこのギタリストじゃないと成立しない決定的なキャラ作り、ですね。
見た目でもいいし、ステージでのパフォーマンスでもいいし、ギターの何かでもいいし。
なんでもいいんです。あなた独自の何かがあれば!
わたしはmellowsgardenというバンドで、形式上メジャーデビューをしたわけですが、
それぞれのメンバーが個性抜群でしたから。
ボーカルはマサシっていうんですけど、
歌い方が特徴的で、「あ、マサシだ!」って一瞬でわかる。
また、歌うフレーズもマサシ調があるんですよね。「あぁーこのへんのメロディーってマサシっぽいね」いたいな感じですね。
ビジュアルも卑怯なくらいイケメンでしたw
しかも誰よりも年上のくせに誰よりも若く見えるという怪物でした。
パフォーマンスは、ギターをぶん投げたり、マイクスタンド蹴り上げたり、
見た目に反して異様にアグレッシブw
そして本当に泣いてるんじゃないか??と思うくらいの表情で熱唱したり。
持ってるギターも特徴的でした。
彼はブライアンアダムスが好きで、ブライアンアダムスはギターに☆マークが付いていたんですね。
それを真似してフェンダージャガーに☆マークというのがマサシのギターのシンボルマークでした。
ドラムのにーやんという男。
この人は、もう、、
ご覧の通り、見た目で真似できないキャラを持ち合わせていました。
それだけだったら、まあどこにでもいる恰幅のいいドラマーです。
しかし!!
とてつもなく上手いんですよ。
今までインディーズで数々のドラマーを見てきましたが、圧倒的にナンバー1でした。
彼は、見た目×テクニックっていう個性ですね。
続いてベース。ヒデヤン。
彼も見た目×プレイスタイルって感じです。
ドラムの彼と比較して、逆にクッソ細いんですよww細いからベルボトムが似合う似合うw
で、写真の通りベースをかなり下に構えて弾くスタイルがかっこいい。
そして私。
結成当時はストールを頭に巻いていました。
それ以外ではアシンメトリーの髪型やモヒカンにしたり、見た目ではバストアップ部分のところに何か特徴を加えていました。
ステージではヘッドバンキングさせたら右に出る者はいない!っていう覚悟で頭を振りまくってましたww
マジで、翌日首が動かなくなってもいいやっていうくらいで頭振ってましたね。
私は、見た目×ステージパフォーマンスっていう感じですかね。
ギター講師として必要なもの
これはね、もう言うまでもないんだけど、テクニックですよね。
これが最低限ないと話になりません。
しかーーし、それだけではダメなのです。
何が必要かというと、
実績
です。
めちゃくちゃ上手いだけじゃなくて、何かで実績がないと教わる側が「この人から教わりたい!」
というふうにならないわけです。
そしてさらに、「講師」ということは、ギターに関わらず人にものを教える仕事。
なので、
教える力
も必要なわけ。もっといえば、生徒から好かれる、愛される人間性の方が重要かもです。
習いごとに共通する、生徒が通い続けたいと思うたった1つことでも書いていますが、
生徒さんは、最終的にはレッスンに行くことが、先生に会うことが楽しいからレッスンを受けるっていう気持ちが一番成長しますんで、学びも重要だけど、その場の環境をどれだけ楽しくさせるかも重要なわけです。
サポートミュージシャンとして必要なもの
これはもう、
アーティストの表現したいものを忠実にアウトプットできるだけの技術
ですね。
変な個性やキャラメイキングはいらないです。
この仕事が、一番ビジネスチックです。
人間関係も必要だし、譜面をその場で渡されて、はい演奏スタート!っていうもの。
正直わたし的には、一番ギタリストらしくない仕事かなぁという気持ちなんですよね。
ギター弾きって、己の音を思い切り表現してなんぼだと思うのです。
しかしサポートミュージシャンとなると、己の表現っていうよりは、
いかにアーティストを立てられるか?が重要なので、
そういった意味で、ギタリストっていうよりは職人的印象なんですよね。
なんつーか、一番「仕事」っぽい。
というのも、演奏面に全く関係ないところで、ちょっとしたトラブルでクビになって仕事を失ったギタリストを何人も知っている。
要するに、サラリーマンでいうリストラっすよ。
なもんだから、
ギタリストという表現者という考え方としては、なんとも釈然としない悲劇も待っているのだ。
そこで、わたしが思う生き残るギタリストとは?
こうやって考えてみると、あくまでわたしなりの考えだけど、
1.バンドでデビュー、ライブやって曲作って、それで生計を立てる
2.ギター講師として指導者になる
3.サポートミュージシャンとしていぶし銀なギタリストになる
この中で、1と2は、個人事業主的なビジネス。
だから、個人のコンセプトが超重要で、それがないとまったく自分が必要とされないのだ。
3に関しては、アーティスト直接か、どっかの事務所経由か、誰かしらから雇われて専属サポートミュージシャンとなるパターンが多いため、わりと雇用的なイメージが強い。
というか、ここで考えて欲しいんですが、
いわゆるキャラ、個性があるギタリストって、「その人」で選ばれるわけです。
サポートのセッションミュージシャンとしても、別にその時だけ無個性で挑めば問題はないわけで。
ただ、ギターの技術だけマニアックに上手くても、「こいつ!」っていう何かが無いと、
結果的にはサポートミュージシャンという道しか残らないのですよ。
なぜなら、「人」ではなく「技術」で選ばれているだけだから。
だから、わたしとしては、圧倒的に「その人」として何か強烈なキャラや個性がギターには必要なんじゃないかと思うわけですよ。
キャラ、個性に加えて、バンドで作曲者であることもめちゃくちゃ大事です。
作曲者になるということは、その人がいないとバンドの曲が全く別物になってしまうわけですから。
まとめ
要するに、ギタリストである「あなた」をどんどん売っていかないといけないですよ!
そのためには、技術だけクソ上手くてもダメ。
あなたからしか味わえないギターフレーズや曲、バンドならあなたがいて初めて成立するようなキャラメイキング。
こういうものを備えていくことがとっても大事ですよ!
ってことですね!
手クセや、自分の好きなフレーズって、活動していくうちに、どんどん曲を聴いて弾いてを繰り返していくうちに、
ある程度見えてくるもんなんですよ。
ここが重要で、
ペンタトニックスケール一つとってみても、独特のフレージングとかって出てくるんです。
だんだんだんだん「らしさ」が出てくるもんなんですよ。
それは、例えば「これしか知らないからこのフレーズばっかり弾いてしまう」でもいいんです。
それが結果的にあなたの強みになる独特のフレーズならば。
B’zの松本さんなんかは、モロですね。
もう、「あ、これ松本さんだよね!」っていうフレーズが多いですね。
あとSUGIZOさんなんかもそうです。
こんな凄いギタリストのフレーズの個性も、決して難しいフレーズっていうわけでは全くなく、
箇所箇所で、コレ!っていうフレーズがポロリと出てくるイメージですね。
だから、これはあなたにも出来ます。
自然と「自分の好きなフレーズ」を無意識に弾いてたりするので、自分のギターソロなんかを録音して聴いてみるとだんだん見えてきますよ!
ではでは!
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