無料ライブにでたがる=自分たちにノルマが発生しないライブばかりを選ぶ。
これ即ち、結局お客さんを呼ぶ能力=集客力やセールス力が身に付かなくなるっていうこと。
これが、チケットノルマから逃げ続けてはいけない最大の理由だ。
チケットノルマの無いライブばかり探しては出演している乞食同然のアーティスト。
そのままぬるま湯に浸かり続ければ、一生プロなんて無理だ。
マジで断言しておく。
な〜〜んて検索しちゃってたりしませんか??
お金かからない方がいいに決まってんじゃない!www
って感じですよね。
アーティストが動員を集めたがる最大の理由はお金だ。
キレイゴト言ったってしょうがない。
お金がなくなるのが嫌だから、友達にも大して仲良く無い知り合いにも、やたらとライブを誘うのだ。
しかし結果的に動員が呼べない。
すると、チケットノルマの無いライブイベントを探し出すという負け犬モードに突入する。
チケットノルマというリスクを回避すること自体がリスク
チケットノルマから逃げ続けることの方が、はるかにリスクであるということ。
無料ライブに逃げ続けるということは、例え動員が0人でも、あなたにダメージはない。
(もちろんメンタル的に凹んでくれないと困るんだが・・・)
そう、財布にダメージがないのだ。
極力ダメージを受けない手段を取り続けるということです。
失敗もしないしダメージも受けないんだろ?
最高じゃねぇかwww
って思うかもしれない。
しかしそれ自体が結局あなた自身の成長止めてるんだよ。
今のあなたの状態がどんな状態か知らない。
しかし、今の状態で失敗しない=ダメージ受けないってことは今以上に成長するきっかけが一生やってこないということ。
ようは、井の中の蛙状態。
今のあなたは、今のあなたで戦って倒せる敵としか戦わないってこと。
RPGゲームで例えたら、あなたのレベルが50だとして、
レベル30〜40でちょうどいい敵とばっかり戦ってるイメージ。
雑魚ばっかり倒して、満足しちゃってる感じです。
でも本当は、レベル90は無いとまともに戦えないボスみたいな敵に挑戦して、
ボロクソにやられて、
どちくしょう!って、どんどんレベル上げていって、ボスを倒すでしょう?
バンドのライブもこれと同じです。
チケットノルマのリスクから逃げてたらなんの成長も無いんです。
あなたの音楽の価値をド底辺まで下げた行為に等しい
ライブのチケットというのは、
あなたのライブ、あなたというバンド、そのものの価値を金額に表したものと考えればわかりやすい。
つまりチケットノルマを払う気がない=無料でライブやりたいってことはあなたのバンドは1円の価値もありませんと言っているのと同じだ。
・・・って言うとね、こういう反論が返ってくるんですよ。
ノルマ無しでもいいから出て欲しい!
って頼まれてるの!
とか・・・
おれのバンドの価値は0円じゃなくね??
とか。
ちがうちがう。
お客さんはガッツリお金払ってんのに、そのチケット代の重みをわかろうとしていないってこと。
そうでしょう??
チケットノルマから逃げ続けてるくせに、たまたま見に来たお客さんはチケット代払って見に来てるのよ?
にも関わらず、自分たちの出費は抑えたい。
アホか?
出費を抑えるならお客さんを呼べ。
そして呼んだからにはそのお金以上のライブを提供するのだ。
これがアーティストだ。
集客力が一生身につかないバンドになる
何でもかんでも無料無料無料、、、っていう思考でいってしまうと、
お客さんからお金をいただいて、お客さんは自分たちのライブを観てくれている
っていう感謝をまず忘れる。
なんのためにやってんだよ?
ってことになります。
アーティストのそもそもの存在意義って、リスナーを喜ばせるためだと思うのだ。
その対価としてお金が入ってくるワケ。
路上ライブでギターケース置いて、投げ銭待ちのストリートミュージシャンってたくさんいる。
あれこそが本質だ。
- 路上で自分の演奏を聴いてもらって、
- 聴いた人が楽しんでくれる
- そのお礼にお客さんが価値を決めて、それに見合ったお金を投げ入れてくれる。
これがさ、ライブハウスになった途端にできなくなるんだよね。
そして最大級に恐ろしいことはこれ。
無料=自分たちにノルマが発生しないライブばかりを選んでいると、
結局お客さんを呼ぶ能力、つまるところ集客力やセールス力が身に付かなくなる
っていうこと。
これが、チケットノルマから逃げ続けてはいけない最大の理由だ。
感謝の念を忘れた奴らってのは、
いつか必ずしっぺ返しがきます。まず間違いなく。
だって、観てくれたお客さんに「ありがとう」っていう感謝ってさ、
- 自分で売ったチケットを買ってくれて来てくれたお客さん
- 自分たちは一切売る努力ナシで、たまたま観てくれてたお客さん
どっちに心からありがとうが言えますか?
っちゅーハナシなんですわ。
そんな奴が自分らのチケットすら売ることができない。
ファンを集められない。
そんな状態で何年もバンド活動してみなさいよ。
すっっごい惨めな結果が待ってますよ。
ぼくの知り合いにもいます。そういうバンド。
もう何年もやってるのに、一向に動員が増えない。
でも、解散することもなく、自分らだけ満足して終わるという・・・。
そういう奴らにこういうことを話してもムダなんですけどね。
僕らがライブできればいいのさ!
別に動員とか気にしてねぇし!www
みたいな返答が返ってくる。
それが本心ならそれでもいいけどさ、なんかサミシクナイデスカ?って思うのです。
まとめ
ライブやりたいけどチケットノルマがきつい。
だからチケットノルマが無いライブばかりを探しさまよう。
そんなバンドの何がダメかって・・・シンプルに言えばその根性がダメ。
それじゃあ、いつまでも成長しねえ。
バンドで食っていくんだ!みたいなプロ志向のバンドなら、集客から目をそらしてはいけない。
バンド活動=ビジネスとして活動していかねばならないのです。
もっといえば、「ライブハウス」自体もしっかり選ぶべき。
なぜなら・・・。
あなたは農家で作られた大根。
自分自身をどこで売ってもらうのが、一番美味しそうな大根、高級そうな大根に見られるだろうか?
それは、置かれる八百屋さんのクオリティで決まるでしょ?
大根=バンド
八百屋=ライブハウス
ってこと(笑)
参考記事
ではでは!
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