ども。らいぞうです。
タイムリーにこんなツイートを目撃しました。
もう1つシリアルナンバーが見えるツイートもあったのでシェアします。
ありえねえっす。
というか、たしか以前も四谷アウトブレイクで盗難被害があった気がするんですよね。
(数年前にFacebookかTwitterで見てシェアした記憶があるんですけど、もう見つけられなかった。。)
記憶が曖昧なので勝手なことは言えないけど、たしかあったと思います。
で…僕個人的にはインディーズで典型的なバンドマン時代に最もお世話になったライブハウスが四谷アウトブレイクです。
当時は佐藤boone学という男が副店長をしていて、色んな思い出が詰まったライブハウスです。
そんな四谷アウトブレイク。
いやもといライブハウス。
シンプルにこういう誤解を招いてほしくない。
- 盗難事件があったから四谷アウトブレイクへの出演を控える
- ライブハウスに出演したら被害に遭いやすい
- 結局バンドってクソじゃん
こういう順序でライブハウス、バンド、なんなら四谷アウトブレイクに不信感を抱いてほしくないということ。
とはいえ、四谷アウトブレイクでの盗難被害について・・・
完全に独断と偏見ですが、考えつつ今後の対策の参考になれば嬉しいです。
僕の中で思う犯人像はアウトブレイクをよく知る人物
※非常にセンシティブな内容なので決めつける言い方はできません。
あくまで長年出演し続けてきた経験と立地の構造上、こういう考察になった…ということをご理解くださいね!
「よく知る人物」という言い方は的を絞れてそうでまったく絞れていません。
なぜかといと、以下のような人間像だからです。
- 出演者
- スタッフ
- 顔見知りのバンドマン
- 近所の人たち
これから解説しますが、犯行に及ぶ場合「裏口」からの侵入が一番安全。
その裏口が楽屋に通じていることを知っているのはどう考えてもアウトブレイクを知っている人物です。
また、アウトブレイクは出演バンドさんがすごく多く人気のハコなので、裏口のドアの前あたりでたむろしているバンドを見かけた近所の人というのも候補に挙げざるを得ません。
なので、「近所の人」を入れてしまうとものすごく不特定多数になってしまうのです。
次は、あなたがこれから四谷アウトブレイクに出演する際、裏口があることを解説しておきますね!
四谷アウトブレイクは裏表に出入り口があります
これは四谷アウトブレイクのビルの外観です。
見て分かる通り、モリバコーヒーの横の細い階段を降りるとライブハウスの入り口につながっています。
で・・・!
この「第二太郎ビル」をグルっと後ろにまわるとこのようになっています。
入り口を少し拡大。
この貼り紙が貼られているドアを開けると、下り階段があって、四谷アウトブレイクの楽屋につながっています。
もっと拡大。
ここですね。
この裏口がバンドからすると非常に便利なのです!
自分たちの1つ前のバンドが本番になったら裏口から楽屋に入ることでお客さんに見つかることがないです。
で、基本的には1バンドずつしか楽屋は使えない仕様なので、準備も楽。
まあ逆に言えばライブが始まって終わるまで基本的には裏口のドアは施錠されていないことになります。
(2022年10月現在はわかりませんが、2020年の夏時点では施錠されていませんでした)
ということは・・・ですよ。
おそらく犯人はこの裏口を知っている
なぜそう言い切れるかというと、表口から侵入して楽屋に入っていくには以下のような流れになる。
- ライブハウス入り口の受付スタッフ
- 入り口らへんにたむろしている対バン、お客さん
- 入り口を抜けたら客席
- すぐ左右にPA卓とバーカウンター
- 真っ直ぐ進むとステージ
- 下手側の客アンプの横に楽屋へ通じるドア
- 楽屋へ。
こういう手順で楽屋に行こうとすると、まず受付で引っかかります。
これはどこのライブハウスも同じだけど、見知らぬ人が受付の前を通ったら呼び止められます。
受付を素通りできる人物は4種類
仮に受付を何事もなく素通りして犯行に及んだのだとしたら、以下に絞られます。
呼び止められずに素通り出来る人は以下
- 当日の出演者
- ライブハウススタッフ
- ステージパスを身に着けた関係者
- 顔見知りのバンドマン
※ここで初めて「近所の人」が除外されます
四谷アウトブレイクの良いところでもあるんですけど、お客さんにもとってもオープンなアットホームなハコなんですよね。。
だから当日出演するバンドを見に来た別のバンドがお客さんとして来場すると、楽屋とかも普通に入ってきたりします。笑
(少なくとも僕が出演した時は、たいてい目にする光景でした)
犯行時刻は17時頃でありバンドが転換後の数分
もう一度被害者のツイートを貼ります。
さらに被害時刻と思われるツイートも。
まとめると「10月29日の17時前後、ツイ主様の転換後の短い時間でギターケースごと持ち去られた」ということ。
四谷アウトブレイクの当日のライブスケジュール
被害者様のツイートを見る限り「17時頃」と断定されています。
ということは1バンド目の
16:00〜16:25に出演した「雑種メタル集団 残党。」さんがツイ主様と勝手に仮定しています。
(当日のライブ情報等がツイ主様のツイートからは得られませんでした)
だいたい1バンド目のライブって客足によっては押すことが多いです。
(要は、全然お客さんが入っていない場合少しでもお客さんが入るのを待ってから開演…ということ)
そう仮定してライブ終了を16:30とします
- 16:35〜16:40
1バンド目が楽屋に戻ります。
この時点で楽屋には2バンド目がいます - 16:40〜16:50
2バンド目がステージに行き、1バンド目(被害者様)が片付け - 17:00〜
1バンド目が楽屋から出ます
この時点で3バンド目がもしかしたら楽屋に入ったかも
2バンド目がステージに上がり、1バンド目が片付けを終えて楽屋から出た数分の犯行
以上の③の時間帯で被害に遭ったと思われます。
その時の状況としては恐らくこんな感じ
- 1バンド目は楽屋で片付け
- 2バンド目がステージでセッティング
- 3バンド目は楽屋に入る可能性あり
- 4バンド目以降は出番まで外に行くか、客席にいるか…な感じで自由
経験上、この1〜3バンドの入れ替わる時間って極めて短い時間ですよ。
しかも、もし3バンド目が準備をしっかりしたくて楽屋に入るのを待っていた場合、本当に1〜2分程度しか楽屋が空くタイミングがありません。。
何度でも言っておきます。
当日の状況を知らないのであまり決めつけた言い方はしません。
…が、この数分で犯行に及べるのは四谷アウトブレイクを実によく知る顔見知りしかできないと思わざるを得ません。
もっといえばギターに価値を感じられる人物ということ
↑でしょう??
これだけリスクが高く、超限られた時間でライブハウスに侵入し、盗難に入るならおそらく「楽器ならどれでもいいから持ってけ!」…という心理なんじゃなかろうか??
そう考えると、やはり音楽、いや四谷アウトブレイクに精通する人物が濃厚な気がします。
さらに絞ると、スタッフと近所の誰かという線もないかと。
このたった数分、仮に10分だったとしても完全外部の人間がまだそんな暗くなっていない時間帯に楽屋に侵入できるとは思えません。
さらに外部の人間が貴重なギブソンのギターを引き当てられるとも思えません。
で、おそらく精算時とかに被害者様はスタッフとも色々話したと思います。
そうなると、犯行時刻楽屋をうろついていたスタッフがいればすぐにバレますし、スタッフが突然帰れるわけがない=楽器を持ち去れないという点でスタッフではない。
そう考えていくと…
- ステージパスを着けた当日の関係者
- アウトブレイクと顔見知りの「お客」として来たバンドマン
どうしてもこの2点に絞れてしまう気がするんですよね。
特に「まとめ」からの「いかがだったでしょうか?」と落とすつもりはありません。w
警察が介入してくれて、この記事が少しでも参考になれば嬉しいなと思い、執筆させていただきました!
ではでは!
※本記事の内容は、
あくまで「僕がそう思う」であって、断定ではありません。
ひろゆき風に言えば「これって僕の感想」です。
コメント