こんにちは。
雷僧です。
私は高校3年の12月に、初めてライブをおこなったわけです。
ところで、、
あなたがもし、ライブをすでにやっていたとしたら、
初ライブの時の感想とか、覚えてますか?
わたしは鮮明に憶えてます。
入りの時、リハーサルの時、
ライブ始まった瞬間、
その時のテンション、
終わった後の感情、
もう、昨日やったことのように憶えてます。
自分で言うとおこがましいですが、
当時5人編成のバンドでライブをやったんですが、
あとあとライブビデオを見返した時、
圧倒的に自分が一番かっこよく見えましたw
おいおい雷僧さんや、ナルシストですか??
自分がかっこいいとか、恥ずかしく無いんですか??
わかってます!!!
自分を美化したくなるのは人の性です!!
・・・と言いたいところですが、
本当に、
明らかに私だけが動きが良かったんですよ。
申し訳ないけど、他の4人はほぼ突っ立ち状態。
箇所箇所で、頭がピコピコ動いている程度。
これね、
なんで私だけそうなったか?
自分なりにちゃんとした根拠があるんです。
そう、
家で散々っぱらやってた、
弾きたい曲だけずーーーーっと流してコピーを弾きまくってた、
あのオ◯ニーのような時間です。
あれの効果が、本番にもろ直撃しました。
だって、
家で散々ギターヒーロー気取りで弾きまくってたんですもん。
夏場なんか一人で汗かいたりするくらい。。
初ライブだから、緊張して客席なんて見れないんですよ。
だからこそ、家のあの瞬間と同じことができたんですよね。
ライブが始まる前に、一度でも客席を見てしまっていたら、
きっともうちょっと萎縮していたかもしれません。
そして、見に来てくれた人たちからの評判は最高でした。
初ライブで、動員もほぼ満員。
あんな体験をした帰り道、熱なんて冷めるわけが無いです。
そんな体験をしてしまったもんだから、、
これを機に、バンド活動を本格的に始めたいなと思い始めるわけです。
しかし、初ライブをやったメンバーは、結局そのライブで別れました。
理由としては、単純にあまり仲が良くなかったんです。笑
結構私が嫌われ者でしたねw
これもまた、自分で言うとおこがましいですが、
テクニックは一番良かったんです。
当時も今も、
「◯◯が弾けたらすごい」みたいな基準ってあるじゃないですか?w
それが一番クリアできてた感じで。
しかしテクニックがよかろうと、周りが見えてないギタリストってやつですね。
今思えば最高に迷惑な奴ですwwww
そりゃ嫌われますよね!!
まあしかし、
仲が悪かろうが、音楽をやるうえでは関係ない!
、、、という意見が出てると思いますが、
いかんせん高校生です。
クソガキです。
音楽をやるというよりは、
ライブとか、自分の曲だとか、
全員が個人的にやりたいことをバンドに求めるだけのバンドでしかなかったので、
そういう理想論は右から左に流れていったのです。
LUNA SEAだって、最初は悲惨だったらしいですよ。
真矢さんがインタビューで言ってました。
「もう、みんなの自己主張がすごくて。
でもなんかカッコよくってさ。」
これですよね。
これがすごく大事だし、ガキの頃なんてそれでいいと思ってますし。
ちなみにその真矢さんのインタビューはこちら。
14:56~
ちなみに、同級生のベーシスト以外は、
『バンドやろうぜ』という雑誌で集めました。
もう無いのかな?
無いですよね??最近見かけないもんな。
で、
メンバー同士あんまり良い印象も無いまま、
ライブという目標だけ共有して、突っ走れたわけで。
仲も良く、一緒につるんでた同級生のベーシストには、
音楽でやっていこうと声をかけました。
しかし、音楽でやっていく!という覚悟も中途半端なままお互いに動いていたので、結構散々なことになりました。
たぶん初ライブでの感動値が違ったんだと思います。
私はこう、、結構感情移入をもろにしてしまうタイプなんですね。
相方のベーシストは、結構現実主義というか。
気持ちだけじゃどうにもならないだろ!っていうのが相方の考え方で、
いつまで「音楽だけで本気で」やっていくんだ?というのをしっかり考えられていた人。
私は、
「とにかくおれは音楽がやりたい!自分がステージに立って、あの感動を何度でも味わいたいんだ!!」
っていう、気持ちだけが先行しまくっていた人。
もちろん結果的に言えば、私はこうしてギタリストでいられるのも、その「気持ち」に素直に生き続けていたからです。
しかし、当時の私からすれば頼れるのは相方くらいなもんで、
何をどうしていいのかもわからず、ひたすらもがいていた時期もありましたね~。
ロクに活動もしていないのに、見た目だけはいっちょ前にロックバンドな奴。
でも、生活なんてひどいもんで、
朝起きて最寄りのコンビニ行って、求人雑誌を買って、w
家でカップ麺すすりながらそれを読んで、
ギター弾いて、思いついたら曲を作って、それをカセットタイプのMTRにダビングして、
それを聞きながら勝手に自己満足してw
親からしたら、、、
こいつどうしちまったんだ??
って感じでしょうねw
でも、とにかく忘れられなかったんですよね。
最初のライブの感動が。
それをただただ味わいたいだけでブレずに走り続けることができたんだと思います。
だから!
だからこそ、です!
あなたにも、初めてのライブっていうのは本当に成功してもらいたいです。
最初って肝心ですもんね。
最初がヒドイと、結構トラウマになって二度目も億劫になったりしますから。
ではまた!
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