ギターでコピーを始めてみた。
しかしなかなか1曲をコピーできない。
譜面はもちろんのこと、
そもそも弾くギターが覚えられない。
何かコツみたいなのあるんだろうか??
こんな悩みに答えます。
結論:コピーのコツは好きな曲からはじめよう。
自分が大好きな曲からコピーしよう。結果的にそれが一番上達します。
僕の経験を踏まえて話します。
当時高校生の僕は「globe」というグループが好きでした。
小室哲哉氏が参加している三人組のユニットです。
ただ、残念ながらギターはあまり曲に入っていなかったんです。
なぜなら、これは当たり前でglobe自体ロックなジャンルじゃなかったし、小室さんだから当然シンセメインなんです。
globeの1stアルバムの譜面も買ってはみたものの、ギターパートを見ても、まずスムーズに弾けない。
っていうか、CD聴いても譜面に記載されているギターの音が聴き取れない。
なので、globeをコピーしよう!って思ったけどすぐ諦めちゃいましたw
ここから僕は、
聴く時はこういうジャンル。
弾く時はこういうジャンル。
…みたいにジャンルが分かれてしまったんです。
結果、猛烈に上達が遅れました。
理由:好きな曲じゃないと覚える速度が違うから。
これは僕の過去の経験を話すとよくわかるので、サラリと話します。
僕はギターを買ってまもなく、母親の紹介でギターを習いに行っていた時期が1〜2ヶ月ほどありました。
そのとき先生から「何を弾けるようになりたいの?」と聞かれて「globeが好きです」と応えて困らせたのを覚えています。笑
※ちなみに僕がどんな流れでギターを始めたかはプロフィールに超赤裸々に書いてあるのでよかったら読んでみてね!↓
さて。先生のところに通い出して、「やむを得ず」という言葉が一番しっくりくるが、1番最初にレッスンの課題曲にしたのは、氷室京介の「KISS ME」でした。
理由は以下の通り。
- 当時の深夜の某歌番組で、KISS MEが流れてきて、メロディに惹かれたから。
※決してBOOWYが好きだったわけではない。 - 明らかに「ギター鳴ってるな」と思ったから、やむを得ずコレにした
正直言って1曲弾けるようになればその曲も自然と好きにはなってくるんだけど、そもそもまったく弾けない状態の人間からすればあまり好きじゃない、そんなにヘビロテで聴いてない曲を弾こうとすること自体がかなり腰が重いのです。
結局、1コーラス程度は覚えて弾けるようになったものの、やっぱどうしても普段は他の曲を聴いてしまう。
それこそglobeだったり、別のポップスだったり。
で、レッスンが近づいてくると慌ててKISS MEを聴いて練習…という状態。
当たり前だけどギターを触る機会も少なかったし、上達速度も遅かったです。
コピーのコツ:4小節ごとに覚えて、4小節ずつ増やして覚えていく。
見出しの通りだけど、詳しくはこちらの記事を参考にしてね!↓
ポイントは・・・
- まず最初の4小節分覚えて弾けるようにする
- その次の4小節は、最初の4小節から弾き始めて覚えて弾けるようにする
- そうなると、8小節弾けるようになる
- なんなら、最初の4小節は必然的に弾きまくることになるため、どんどん覚えが早くなる
これが最強です。
要するに・・・
1を覚えたら次は2。そのとき1,2と覚える。
3を覚えるときは、1,2,3という感じで覚える。
4は1,2,3,4という感じで覚える。
こういうことですね。
上達のコツ:とりあえず1曲最後まで弾き通すことが大事
ぶっちゃけていうと、完璧主義の人は上達が遅いです。
なぜなら、1箇所つまづいたら、そこを乗り越えるまで先に進もうとしないからです。
そうなると、いつまで経っても1曲を弾き通せませんよね?
ぶっちゃけ、4割程度でいいから最初から最後まで弾き通せた方がいいです。
そうすると、気持ち的にもその曲を流して1曲丸々ギターを弾けるから楽しいんです。
楽しいから、ギターにも自然と関心が高まる。
関心が高まるから、徐々に4割程度から10割マスターしようと思えてきます。
具体例:譜面通り弾けなかったらコードだけなぞって弾き切るくらいでもOK
どういうことかというと、
あなたのコピーしたい曲が、例えばF→G→Cというコード進行だとします。
しかし実際に弾いているフレーズは単音のメロディとか、なんかテクニカルな弾き方をしているとする。
もちろん最終的にはそれが弾けたほうが気持ちいいし楽しいんだけど、
弾けないのであれば、まずは「F→G→C」というコード弾きだけ弾けばいいです。
で、徐々に徐々に実際のギタリストが弾いている通りのフレーズに手を出しましょう。
ではでは!
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