受け取った人、受け取れなかった人って分かれているみたいだけど…。
給付金、受け取れるなら受け取りたい!
自分が給付金対象なのかどうか知りたい!
こんな悩みに答えます。
ミュージシャンでも持続化給付金は受け取れるぞ!!
結論から言うと、ミュージシャンは本来なら個人事業主として活動していると捉えられる。
よって、持続化給付金を受け取る対象であることは間違いないのです。
(もちろん給付金対象か対象外か、
あなたの活動状況によって異なるには異なるが・・・。)
そもそも持続化給付金ってなんだ?…っていう人は、
公式サイトのこちらをちゃんと読んでおきましょう!
なぜミュージシャンが個人事業主と言い切れるのか?
ミュージシャンは個人事業か否か?
これ、結論から言うと
1円でもお客様からお金をいただいているなら、個人事業主です。
これ、、勘違いしている人がすごく多い。
そしてすごくもったいないっす。
これを機に、あなたもしっかり個人事業主として
国に認められた活動をしていくことを強くおすすめしたい。
あなたが今、
バンド活動なのか、ギター講師なのか、何なのかはわからないけど
少なからず「あなたの音楽を商品として商売をしている」という点では
どんな活動であろうと関係なく一緒なのだ。
個人事業、フリーランスといわれる職業の人ってのは
簡単にいうと自分で何らかの仕事をして利益を出している人のことだ。
じゃあ音楽で例えると、こういうことになる。↓
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難しめな言葉でいうと、上記のようになる。
「コンテンツ」という名前はなかなか幅広く使えてしまう。
CDだってコンテンツだし、
このブログだってコンテンツ。
要するに、あなたがお金をいただくことができるものは
ほぼほぼコンテンツと言い切ることが可能だ。
・・・ね?
こうやって考えると、
ミュージシャンってちゃんと個人事業なんだよ。
実際に僕はミュージシャンとして給付金が振り込まれました。
これ、自分の銀行アプリのスクショです。
上段が東京都自粛要請協力金。
でもって下段が持続化給付金。
ちなみに僕のミュージシャンとしての仕事は・・・
- ギター講師
- 作曲、編曲
- サポートミュージシャン
このあたり。
ミュージシャンとして給付金を受け取れる条件
ミュージシャンは給付金対象だ!
だからと言って誰彼構わず給付金を受け取れるワケでは決してない。
最低限これだけはやっていないとダメ!
・・・という項目を解説しますよ。
それが以下。
✔️ミュージシャンとして持続化給付金を受け取れる最低条件
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あなたがどんな事業であろうと、
最低でもこの4つを満たしていれば、持続化給付金を受け取ることが可能だ。
バイトしながら音楽活動でも給付金は受け取れる。
あなたが普段アルバイトをしながら
音楽活動で売り上げをすずめの涙ほどでも出しているのであれば、
一応給付金の対象者ではある。
しかしもう一度言うけど
あくまで「個人事業主」として音楽活動をしていることが最低条件。
だから、趣味で音楽やってて
普段はフリーター…っていう人は受け取れません。
でも・・・
よくよく考えてください。
あなたが趣味なのか、事業なのか?
一体どこで判断するの?
それこそが、上記の項目。
特に重要なのは確定申告と開業届。
さて・・・
あなたがミュージシャンを個人事業としてやってこなかった場合、
たぶん色々意味不明だと思うので1つずつ解説していきたい。
ミュージシャンとして確定申告はどうなるのか?
難しく考える必要はない!
単純に、令和元年度の音楽活動の中で売り上がった金額を全部計算しよう!
勘違いしないで欲しいのは、
例えばライブが赤字だとしても、売れたチケット枚数分は売上として計上すること。
CDも1000枚作って100枚しか売れてなくても、
その100枚分は売上として計上すること。
で、ミュージシャンとして事業をやってきたが、
結局赤字だったとしても、確定申告は必ず出そう。
なぜなら、バイトで払っている所得税が返ってくるから。
しかし、ただのフリーターなら返ってこない。
ミュージシャンは開業届はどう書けばいいのか?
職業欄は「クリエイター」でもいいし「シンガーソングライター」や「ミュージシャン」でもなんでもOK。
ぶっちゃけ、それっぽければ大丈夫です。
逆に「地下アイドル」とか「YouTuber」とか
行政の人間的に「は?」って思われそうなものはやめておこう。
(しかし、ちゃんと事業としてやっていく最低限の覚悟は必要です。)
開業届というのは、
国に「私は個人事業をはじめるぜ!!」と宣告すること。
費用が発生するワケでもないし
毎年何か調査が入るということでもない。
単純に届け出を出すか出さないか?の違いです。
持続化給付金を受け取る場合は
可能ならやっておきたいところ。
この記事が参考になるので読んでみるといいですよ。
個人的に思うのは、
開業届を出すことで引き締まった気持ちになるから
より一層「音楽で頑張っていこう!!」
っていう思いが強くなるのは間違いないっす。
だから、どうせ出しても出さなくても何も変わらないんだから
今のうちに届け出してしまおう!
前年売り上げが100万円…だと??
でも、よーく考えてください。
1ヶ月84,000円以上音楽として売れていれば
いちねんかんで100万円以上の売り上げになります。
これ、いうてもさほど難しくありません。
ライブもやって、
レッスンもやって、
楽曲も誰かに作ってあげて・・・
などなど、
色々やってきたことってあると思うんですよ。
それを思い出して、
全部計算してみてほしい。
意外と売れてたりすると思う。
こういうミュージシャンは給付金は受け取れないので注意!
それは以下のような人たち。
✔️ミュージシャンとして持続化給付金を受け取れないパターン
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・・・要するに、国からの信用問題ってこと。
あなたが個人事業主として音楽活動をしているのか、
それともただの趣味の音楽活動なのか?
これって国は判断しようがないのが実際のところ。
・・・でしょう??
だって、こういうことですよ。
- 趣味だろうとライブチケットが売れている人もいる。
で、趣味なのに年間100万以上の売り上げが出せている場合もある。 - 一方、本気で講師業やスタジオミュージシャンをやっているが、
まったく売れていない人もいる。
で、個人事業なのに年間数十万しか売れていない、とか。
この場合、
国からしたら前者の方が事業として成り立っている気もする。
しかし、後者もミュージシャン本人からしたら売れてなかろうが
個人事業なものは個人事業なワケ。
なのに、売れていないから国としては趣味と見なされてもおかしくない。
結局、判断材料がないワケだ。
じゃあどこで判断するかといったら、
今までちゃんと確定申告をしてきたかどうか?
開業届は出されているのかどうか?
こういう国の認める書類で判断するしかないワケ。
実際に持続化給付金を不正に受け取ったとして逮捕者が出ている。
なぜ逮捕されたかというと・・・
- 19歳で大学生
- 突然あからさまに確定申告を出した
おそらくこのあたりが決め手でしょう。
明らかに100万円欲しさに色々でっち上げて申請したワケ。
でも逆に言えば、でっちあげようと思えば
でっち上げられてしまう書類・・・ってことだよね?
確定申告ってのは。
じゃあ、国は確定申告が嘘か本当かどこで見極めるのか?
それは今までの積み重ねが必要ってことです。
あなたが今までどんな決算状況であろうと
ミュージシャンとして確定申告を出し続けていたら、
今回の持続化給付金はほぼ間違いなく受け取れるでしょう。
逆に、今までたいして売り上げてこなかったからといって確定申告をサボってしまった。
しかし今回の持続化給付金が欲しいからといって、
突然今年から出し始めたら、
出された側(税務署)からすれば
「あ〜こいつ給付金目当てねw」
って思われても仕方がないワケだ。
まとめ
ミュージシャンとして持続化給付金は受け取れるのか?
答えはYES。
だが・・・
- ちゃんと今までミュージシャンとして事業をやってきたことがわかること
- 給付金目的の「いきなり個人事業マン」と思われかねない状況ではないこと
この2点は絶対に自分自身で確認しておきましょう!
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