ギターのコードってたくさんありすぎて覚えきれない!
コードを練習してても曲が弾けない。
そもそもコードって何?
曲によってたくさん出てくるけど、
何をどうしたらいいのかわからない。。。
こういった疑問に答えます。
結論、ギターコードは「練習」してても一生身につかないです。
仕組みを理解しないと、こういうことになる。
- 弾きたい曲の譜面を見る
- そのコードを順番通りに覚える
これをひたすら繰り返すことになり、
一向に成長しません!
・・・ってことで、
僕の体験談も踏まえて詳しく解説します。
ギターを練習してはいけない理由
さて、突拍子もないタイトルですが、
半分当たってて、
半分間違ってます。
ただ、自分の過去の経験で書いているので、そこだけは履き違えないでください。
僕が練習をしなかったギターの触り方。
1つ前の記事はこちらからどうぞ!
さて、通販で19800円で買ったギターが届いて、まず弾いてみた。
初めて味わう楽器の重みと、
独特のニオイと、ジャラーーンと鳴る音。
これだけでもう、自分がアーティストになった錯覚を起こして無償にワクワクしたのを覚えてますw
で・・・
それだけでもう脳内は完全に欲求が満たされてしまい、
その日はテキトーーーにギターをちょろちょろ触って、
ストラップつけてギターを持って、
もうギターヒーローになった気分になって、終了でしたw
翌日もそう。
ただ、何も弾けないくせに、ギターを持って、ギターヒーローになった気でテキトーーにギターを鳴らすだけ。
翌々日から、
いい加減それじゃまずいんじゃねぇのか??と考え始めるんですよ。
よし、ちゃんとギターを弾こう!
はて??
ギターって、まず何をしたらいいの???
ここからスタートでしたからね、僕はw
わからないことがわからないギター初心者の最初の挫折
まず何をしたらいいかがわからないので、
本屋で『初めてのギター教則本』みたいな本を買ってきました。
ふむふむ、
チューニングというものがあるらしい。
しかし、本に書いてある『5弦の開放をAに合わせる』ということがまずわからない。
「開放弦ってなんだよ!?」
ここから始まるわけですよ。
解放弦っていうのは、解放するんです。弦を。
んなことわかるわ!!!
って思いつつも、
解放?弦?
・・・あ!
弦を触らないってことか??
ってな感じでいろいろ調べて、
ようやくA=「ラ」ということを知る。
解放=どこも押さえずに鳴らす・・・ということを理解。
そして5弦の解放の音がAだったことによって、自分の調べたことが正解だったと実感する。
しかし・・・
理屈が分かってもギターをどういじったらいいかが分からない。
しかも、チューナーを知らなかったので、音叉しか持ってない。
(入門セットならチューナーくらい入れとけよってハナシです)
そして私は音感もクソも無い。
さらにギターの構造がまず分かってない、
そんな人間に、音叉でチューニングするということがどれだけハイレベルな作業か。
ギター始めたばかりの人なら大きくうなずけるだろう。
ヒドイ話だけど、
僕のギターの初体験はホントにこんなレベルでしたw
よく分からずペグを回しまくって、大至急弦を切ったのを覚えてます。
その後、学校の友達に恥ずかしながらチューニングのやり方を教えてもらい、
後日ようやくチューニングができるようになりました!
そしてそして・・・
コードがわかればわかるほど向いてない感が否めなくなる挫折
今度はコードというものがあることを知って、コードブックみたいなのを買ってきて、読んでみる。
これまたギターをどういじったらいいかが分からない。
(引用サイト:http://www.geocities.jp/mamopage/chordhyou-guiter-full.html)
こんな感じでコードブックにはコードが山ほど載っているんですが、イミガワカラナイ。
この番号の時は、この指を使う。
1なら人差し指か、、
うん?2なら中指、、、
3は薬指だと!?
を?!4は小指??!
おいおいうそだろ?
と思わずにはいられない、指がひん曲がるんじゃないか思ってしまうようなフォームが、コードだった。
試行錯誤の結果、なんとか押さえられたものの、
『えっ?!こんなに指で押さえるの??』
というレベルで早々に挫折寸前。
その日はたしか、EとAのローコードは覚えて、
Cを抑えた瞬間に諦めた覚えがありますw
もう、指の腹が真っ赤に腫れて激痛だったのを忘れません。
エレキギター初心者に追撃の挫折、それは、F。
そんなこんなで、EとAのローコードだけ覚えて、そしてCで挫折。
ここで、数日間ギターをしっかりいじらなくなりましたww
しかし困ったことに、ギターを始めたと話した友達とは、当然ギターの話題が出てくるわけですね。
友人「最近どう?ギター弾けてるか?」
私「お、、おう、ガッツリ弾いてるよ!」←ハッタリ
友人「Fってむずくねぇ?できるようになった?」
私「あぁーーまだそこまで行ってないわw」←なんだその回答。ゲームかよ
友人「?」
こんな感じで、多少ギターをかじった人から、決まって出てくる言葉が、
『Fで挫折するんだよ』
コレですw
いやいや待ってくれ、Fどころか、Cで挫折してますよ、おれは。。。
そんな話題が出ると、
「ふーーーん、そうなんだぁーー…」
と、相槌を適度にうってごまかしてみます。
内心は・・・
「うあああぁーギター向いてねぇのかなぁーー」
とか思いながら、部屋でホコリかぶったギターを想像してしまったりします。
ギターを続けるための2つのポイント
前の記事にも書きましたがギターを続けていくためには
ギターを弾けるようになった先を想像してワクワクすること
そして何事にも投資という考え方
これが重要だと書きました。
それから数日後、やっぱりギター買った。
女の子にモテたい!
何より新しく打ち込める何かが欲しかった。
という思いで再びギターをさわり始めますw
ちょいと脱線しますが僕がギターを買ったのは高校1年の時でした。
中学時代は、ただのゲーセン通いの何の取り柄も無い、よくいるガキでした。
どちらかというと内向的…なガキだったはずです。
女の子にも全然絡まない、というか絡めない、
いわゆる中学イケてない芸人みたいな感じですww
何か始めたかったんですよね。
たぶん、ギターじゃなくてもよかったんです。
最初に投資したものが、たまたまギターだった。
それだけだと思います。
ギターが初めて鳴った瞬間
さて、、そんなワクワクで、再度ギターに挑戦!
覚えたてのEとAを繰り返して弾いてみます。
それだけを覚えて、やってることはギターヒーローばりのエアライブ。
ごくたまーーに、なんとなく、うろ覚えのCを途中で混ぜてみる。
ガキョン、、、、
すると、こんな音にならない音が鳴ってエアライブは一時中断。。。
客席は騒然とします。
私は唖然とします。
そしてなんと、私は一旦ギターをやめて、違うことして遊び始めます。
ゲームやってみたり、本読んでみたり、
で、飽きたらまたギターをさわってみる。
やることはまったく一緒。
EとAを繰り返しつつ、
恐る恐るたまーーーにCを混ぜてみる。
ジャラーン♪
うお!?
Cが鳴った!!
1度だけ、間違いなくCが鳴らせたんです。
Cで挫折。
とはいうものの、押さえ方は覚えてたんです。
コードチェンジが出来なかったんですよね。
ここで初めて、
E、A、Cの三つが鳴らせるようになりました!
ギターを練習しない理由とは?
タイトルと矛盾して、これって確実に練習はしてます。
でも、言いたいのはそういうことではないんです。
「練習」と思って、そういう姿勢で取り組むものでは無い
ということです。
要は、好きになれないならやっぱり続かないんですよね。
イチロー選手の幼少期がよく例えられますが、365日素振りを欠かさなかった。
これ、嫌々で続けられます??
絶対無理だと思います。
彼は、野球が好きだったから、そういう練習を苦ともおもわず続けられたんですよね。
残念ながら、ギターをまったく触らず、練習と言える練習もまったくやらずに弾けるようになるほどギターはさすがに甘くありません。
考え方、というかモチベーションというか、やってて楽しいことならひたすら続けられるでしょう?
その「やってて楽しいこと」を探すことが、めっちゃくちゃ大事ってことです。
まとめ
ギターは練習してはいけない。
されど、練習はしなければいけない。
あなたがギターを弾いていて、心から楽しいと思えるものを見つけること。
そして、気づいたらそれがギターの練習になっている、ということ。
これさえあれば、ギターなんて怖くありませんから!
ではでは!
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