こんにちは!雷僧です。
こないだ、「しくじり先生」を見てたら、
オリラジのあっちゃんの授業だったんですよ。
あの人から学べるものって、ものすごいなと思いました!
そしてそこから学べたものって、
ギターでも曲でも、ライブでも、すべてに共通するある一つの単語でした。
プレゼンもライブも同じ!
あっちゃんの授業、いわゆるプレゼンと同じだと思うんです。
ダメな奴のプレゼンって、
てめぇの言いたい事をただ淡々と話して終了なんです。
あっちゃんのすごいところは、
ライブ感ですね。
見ている人の心をグッと掴む話し方をしてんですよね。
話し方ひとつ取っても、
抑揚がしっかりしてるし、話の流れに起承転結がある。
それをコードでいえば、
ちゃんとドミナント、サブドミナント、トニックっていう流れがばっちりあるわけ。
つまり、プレゼンがちゃんとAメロBメロサビ、みたいにブロックが形成されてるんですよね。
これまたダメな奴を例に出すと、
ひたすらAメロ、、とか、
そいつなりに構成は作られてるけど、コード進行がしっちゃかめっちゃかだったり、、、
また、相手の心を掴めない話し方ってことは、
感情がギターに伝わらない弾き方をしてるのと同じで、
ただ「コードを弾いているだけ」状態。
なーーーーんにも心に刺さらないワケ。
例え話が秀逸
これ、あっちゃんが解説していた本で、
「星の王子様」っていう本だったんだけど、
王子様が自分の星で一本のバラを育てていた。
その王子様が地球に降り立ったとき、たくさんのバラに出会う。
このとき王子様は、
『なーんだ、自分が育ててたバラって、数あるバラの中のひとつだったのか』
って、ガッカリしたそうな。
これを、
『自分の近所でめちゃくちゃうまい中華料理屋があって、ココは隠れた名店で私しか知らない美味い店。
って思ってたのに、後々そこがチェーン店だったと知った時のガッカリ具合』
っていう例え話をしてたんですけど、、
これ、チョーーーーーー共感しました(笑)
あなたもないです??
クッソ美味い店が地元にあって、それが実は全国展開のチェーン店だったと知った時のやるせない感じww
わたし、実家にあるラーメン屋がまさにそれでした(笑)
音楽で例えたら、、、
レコード屋に行って、自分がたまたま見つけたCDがチョーカッコよくて、
みんなに「このバンドチョーカッコいいぜ!絶対売れるぜこのバンド!!」
とか思って言いふらしてたら、実はみんな知ってるような超人気バンドだったと知った時の小っ恥ずかしさと、ヤッチマッタ感。
これねぇー、わたし若い頃めちゃくちゃやらかしましたよwww
うっっわ、おれダッサ!!!
みたいな、、。。
そのバラがオンリーワンだった理由
話を戻して、、、
その王子様は、後々「やっぱり自分の星で育ててたバラは、僕の中で特別なものだった」
ということを話すんですね。
理由はこうです。
「それは、自分が一生懸命水をあげたり、風に吹かれないように守ってあげたり、そっと話しかけたり、喧嘩したり、僕が育てたバラはこの1本しかいないから」
ということなんです。
これって、恋愛もそうで、あっちゃんも自身の結婚話で例えてましたが、
バラ単体ではどれも一緒。
しかし、自分がそれとどれだけの年月、どのように関わってきたかで変わってくるというもの。
「運命の人」なんて自分では選べない。
「結婚する」という土俵にまで立つ人自体がそもそも何人も現れない。
(離婚してしまうという自体は一旦置いといたとして、、、)
最初に結婚して、長い年月を共に過ごして、
そして結果的に一緒に過ごした大切な時間が、その人を「運命」と決める。
こういう話はすっごく共感しますし、感動します。
要するに、初めて会ってビビッと来て、
「この人こそ運命の人だ!!」
なんて言っているのは、ただ思っているだけなんすよ。
これ、曲もそうじゃないですか??
いきなり曲聴いて泣ける曲って、なんで泣けると思います??
その曲を聴いたときに、その歌詞や曲調で思い浮かぶ過去の思い出がフィードバックして、
それが悲しかったり嬉しかったり、かけがえのない大切な思い出で、それを思い起こしてくれるから、
自然と泣けてくる。
もう1つのパターンは、過去に聴いた曲を聴いて泣けるパターン。
これは、以前聴いていた曲を長い年月が経ってからある日ふと聴こえてくると、
その曲を聴いていた時の思い出を、自然と思い出させてくれますよね?
それがどういう感情で思い起こさせたかは人それぞれだけど、
泣ける時ってのは、
例えばわたしのように好きな人に告白してフラれてみたり、
結婚したときの結婚式の曲だったり、
誰かが亡くなってしまった時に聴いていた曲、あるいはその人が好きだった曲だったり、
そういう時間が経って経験している思い出が一緒に思い浮かぶから、感情移入するんです。
まとめ
要は、人って、共感する生き物で、それによって感情が動くわけなんですよね。
これが、曲にも本にもプレゼンにも、全部に当てはまるぜ!ってことっす。
音楽を人に表現する側の人間として、やっぱり必要なものって、
共感なんだな
って、思いましたとさ。
ではでは!
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